末長小学校の評判・口コミ

3年生男の子／30代後半(女性)

評価：★★★☆☆(ふつう)

満足①：担任の先生がすばらしい

今年の担任の先生は、ベテランで経験も豊富であり、人間性もすばらしく非常に熱心であるところです。例えば、宿題では、早いうちから「自学宿題」に取り組ませてくださり、こども達は宿題を自分たちで考えて取り組みます。そのことにより自ら考えて行動することの出来る人間を育ててくださっています。また、お忙しいにも関わらず、児童達が行ったその自学宿題の中から面白い題材や参考になる題材などをコピーし集めたプリントを作成し家庭へ配布してくださいます。それ以外にも授業の中での児童達の発言も毎回手書きでまとめたものを作成し配布してくださっていて、クラスの中で取り組んでいる様子などがとてもよく伝わってきて安心しています。また、自分の子供のことで気になることを相談した時も熱心に話を聞いてくださり、的確なアドバイスと子供のことも親のことも励ましていただいてとても心強く、児童ひとりひとりをよく理解し、よいところを伸ばそうとしてくださっていることもよくわかりました。

満足②：教育目標が素晴らしい

平成30年度の学校教育目標は、「夢広がる楽しい学校〜子ども一人ひとりが主役の学校を目指して〜」で学校生活の中で、どの生徒も主役になれる機会をたくさん作ってくださっているところです。具体的には、「やってみたい」という思いを大切に自ら計画し、練習し、参加する「ミニコンサート」を実施していたり、クラス運営時も係を児童達が考え（「お笑い係」や「お楽しみ係」などユニークな係りもあります）行ったり、行事の際はポスターを構内で募集したりして、どこかの場面で主役になれる機会がたくさんあります。

不満①：生徒数が多すぎる

末長小学校は、全校生徒が1,200名を超え、川崎市内で一番児童数の多い学校となっています。そのために数年前から校舎も2棟増築しました。そのことによって校庭が狭くなり、なかなか自由に校庭をのびのびと使うことができないようです。子どもの発言や行動から、フラストレーションがたまっているのを感じることがあります。

不満②：親近感がない（冷たく感じる）

マンモス校ということで、児童数も多ければ先生の数も多く、担任以外の児童と先生、保護者と先生双方のお互い顔と名前が一致せず、学校へ行っても親近感が感じられずよそよそしい感じがしてしまいます。また、安全面で仕方ないのだと思いますが、自分たちの小学校時代の頃とは違って登下校や学校行事やPTA行事がない時は、全ての門が施錠され閉ざされた感じがしてしまいます。また、「一度下校したら忘れ物をしても学校へ戻ってきてはいけない」というルールがあるため、子どもは忘れ物をしてしまったときは不安で仕方なくなっています。

満足度：ふつう

以前通っていた学校は小規模校だったために、全てがあまりにもギャップがあり、うちの場合は親子で慣れるのに相当時間がかかっています。人数が多いためいろんなお友達ができるという面ではいいと思います。しかし、1年間過ごす間に子ども同士がやっと仲良くなれたと思っても、親同士まではなかなかつながれないとか、子どもも次の学年になり、6クラスも7クラスもあるとせっかく仲良くなったお友達となかなか同じクラスになることもなく仲を深められずに終わってしまうというのが、メリットとデメリットとあるため「どちらでもない」を選びました。

4年生男の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：子供の自主性が高い

川崎市立末長小学校は市内で常に１・２を争うマンモス校です。生徒数は毎年全校で1100人前後で、ここ数年の間でも校舎を2つ増設し、給食室も許容範囲を超えたため拡張しました。ですので校舎内・校庭とも子供が溢れかえった様子が伺えます。一見大多数に埋もれてしまうようで不安に感じますが、それを払拭させるのが大人数ならではの子供たちの意識の高さです。子供はまず並ぶ事・待つ事を入学当初から無意識のうちに身体に染み込ませるようで、整列がとても速いです。そして時間に正確です。クラス内では大人数で行動できるルールができ、ついていけない子を自ずとフォローし協調性が生まれます。そんな子供達だからできるのが、半日で終了可能な運動会やテンポの良い学習発表会。これが流れ作業ではなく全てにおいてクオリティが高いのが素晴らしい。時間内に集中して行うので子供の満足度も高く、「やりきった！」と行事の度に口々に話しています。自ら考えて行動できる子が多いのが末長っ子の特徴的なところですね。

不満：校舎が古い

最近建った新校舎は問題ありませんが、本校舎はとても古く決して使い易いとは言えません。大人数が勉強するには教室が狭く、高学年になると圧迫感は拭えません。授業参観時は親の半分程度しか教室で参観できないのが現状です。また、トイレの大部分は和式です。入学までは洋式トイレしか使用経験がない子供が大多数ですので、ここだけは早急に洋式を設置いただければと切に願うばかりです。教育機関ですから耐震対策済だとは思いますが、はやり地震や津波での被害は最小限という訳にはいかないと思います。子供の快適さ・安全面を考慮の上、時代に合った校舎に生まれ変わる事を期待しています。