笠原小学校の評判・口コミ

9歳男の子／50代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：建物が開放的・自然との距離が近い

宮代町立 笠原小学校は象設計集団が手掛けた建築として有名です。二階建ての赤い建物は竜宮城のようです。校庭を囲むように赤い藤棚が設置され、5月は藤の下で子どもたちが遊ぶことができます。中庭には木登りができる木があります。虫取り網を自由に持って行けるので虫やカナヘビを捕まえて遊ぶこともできます。通学後は裸足で過ごすことになっており、体育の授業や運動会も裸足です。保護者の実感としては風邪をひきにくくなった、体が丈夫になったという声を聞きます。ストレスを受けることの多い学校生活の中で、自然と触れ合って息抜きできる環境があるということで満足しています。

不満：学童保育

学童保育では子どもたちが自由に過ごすことができていません。怪我をさせないことが第一なようで、禁止事項などの決まり事が多いです。子どもたちはおとなしく過ごすように促されます。外遊びについても以前は一輪車に乗れたそうですが、今は乗れません。冬は外遊びが週に2回しかなく、玄関で外に行きたいと訴えても押さえつけられている子どもを見たことがあります。おやつもパンと栄養補給のジェルドリンクです。学童保育は裸足ではないので学校との連携も取れていないように感じます。

4年生男の子／40代後半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足①：校舎のデザインが特徴的

とても独特な建物です。テレビの取材もくるような、学校らしくないデザインの校舎がとても特徴的で、子供たちの好奇心や想像力を育てていると思います。創立40年近くになり、赤い外壁はいい感じの色になってきています。壁もなく、初めて見る人はとても小学校だとは思わない作りです。他にない校舎を母校にできる子供たちがうらやましいです。

満足②：伝統のはだし教育を続けている

基本的に子供たちは1年中はだしで過ごします。創立以来ずっと続いている伝統です。壁のない校舎なので、冬は寒く雨や台風の時などは廊下はびしょびしょになっています。ですが、子供たちははだしで元気に活動し、はだしのまま校庭に出て遊びます。運動会もはだしで行われます。もちろん強制ではないので、希望すれば上履きを履いても大丈夫ですが、子供たちははだしの方が好きみたいです。

不満①：行事が多い

不満はないというのが本心なのですが、強いていえば、ほかの学校にはない行事が多いことです。自然が多いので、農作業的な行事（田植えや野菜作り、作ったお米でのもちつきなど）があります。そのような行事の時に、役員さんだけではなくボランティアを募るのですが、そのお手伝いが少々大変かと思います。でも、それも楽しいので不満というわけではありません。

不満②：服が汚れやすい

これも子供が楽しく過ごしているので私としては不満ではないのですが、はだしで1日過ごしているので、とにかく足の裏が汚れて帰ってきます。校庭には木登りができる木もあり、おもいっきり体を使って遊ぶので、洋服もそれなりに汚れて帰ってきます。でも、子供たちは気にせず十分に体を動かせる学校なので、不満というわけではありません。

満足度：とても満足

本当にすてきな学校です。テレビでも何回も取材されたりして、他にない雰囲気が親子共々大好きです。学校の前を通る人も「ここは何の建物？」と言っているくらい学校の感じがしません。かといって、自然の中で遊んでばかりかというと、勉強も力を入れています。学力も他に劣らず、研究授業としての公開も多いので、大変満足しています。