桂小学校の評判・口コミ

9歳女の子／30代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：生徒数が少なくアットホーム

クラスがどの学年も2クラスのため、クラス替えがあっても同級生の半分は同じクラスになります。先生も生徒のことをよく見ていて、何かトラブルがあったら電話で報告してくれます。行事も程よくあり、子どもの学校での様子もわかります。施錠のセキュリティ対策もしてあるので、不審者や変質者も校内に入れないようになっています。『はまっこ』も学校内にあるので便利です。

不満：予定連絡の日程

新しい月の便りや下校時刻予定など次月の予定については末日に配られます。「1日に〇〇を持ってきてください」という連絡も、その案内は31日です。慌てて用意するかどこかの家庭から借りるかしなくてはいけないため、もう少し早めに案内をしてもらいたいところです。あとは、オンライン授業化が進んでいないため、コロナ禍の休校中の宿題は家庭内で解決しなくてはならず大変でした。

6歳男の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：食物アレルギー対策がしっかりしている

息子は食物アレルギーを持っています。特に乳製品とナッツ類に非常に強く反応してしまいます。小学校に入学時に最も怖かったのは、学校給食で誤って息子がアレルゲン物質を食べてしまわないかということでした。桂小学校の先生は、事故が起こらないように二重三重の対策をしてくださっています。具体的には、①事前にアレルギー物質についてのアンケートを取り息子には配膳してはいけないよう給食当番に向けた目印が示されます。②また、給食時間になると先生が息子と丁寧にお話をして、配膳された給食の中に乳製品、ナッツ類が入っていないことを確認しています。③そして、学校におけるアレルギー対策の運営についての親への説明が丁寧です。

不満：先生が保護者に対してあいさつをしない

授業参観、学童保育などで保護者が子供の迎えに学校に行った際、先生のほうから挨拶をする割合が低いように感じます。もちろん挨拶は双方の意識の問題ですので、先生だけが一方的に悪いわけではありませんが、概して先生の挨拶の意識が低いように思います。営利企業である私立の幼稚園や塾などのスタッフが「顧客」としての両親に対してあいさつするのは営業行為でもあります。公立小学校は営利企業ではないので、挨拶への意識が低いのでしょうか。

2年生女の子／30代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：縦割りのグループがある

ふれあいグループという縦割りのグループがあります。1グループあたり各学年2-3名からなるグループで、メンバーは一年間固定です。そのグループで給食を食べたり、一緒に遊んだりすることが一か月に一度くらいあります。また、子どもの国への学校全体遠足へは、このグループで行きます。小学校から40分ぐらいかけて歩き、子どもの国の中でレクリエーションを楽しみます。低学年はまず歩いて行くことだけでも相当疲れます。それを上級生がフォローする体制が毎年受け継がれています。

満足②：子どもたちに任せる校風がある

先生方は基本的に生徒の意見を受け入れ、その補佐に回ってくれます。娘は小学二年生ですが、教育実習生のお別れ会を行う際に実行委員としてプログラム編成や台本などを考え、できたものを先生に確認してもらっていました。ほかの実行委員の生徒たちとたくさん話し合いをしたと言っていましたが、多少失敗があったり、準備不足があったとしても自分たちで行ったという自信は大きなものになると思います。

不満①：生活発表会がない

授業参観はありますが、発表会として見に行くことは今まで一度もありませんでした。自分が小学生の時は劇をしたりできるようになったこと（縄跳びとか音読とか）を披露する場があったように思います。授業参観は普段の授業を見てもらう、という趣旨なので特に特別なことはしておらず、これはこれでいいのですが、別の機会があってもいいのになと思います。

不満②：休む際に連絡帳を提出する必要がある

電話での連絡は禁止されており、近所のお子さんに連絡帳を頼んで持って行ってもらうか、親が学校まで届ける必要があります。一年生になる前に近所のお友達と、休んだ時にはお互いに持っていくことを約束しましたが、もし近くにお友達がいない子は大変だろうなと思います。電話ではなぜダメかというと、朝は忙しいからと聞いたことがありますが、本当のところはなぜなのかわかりません。

満足度：満足

学年あたり2クラスの小さな学校で、卒業するまでにみんなが顔見知りという状態になります。いい面もあればそうでない面もあり、気が合わないな、関わりたくないなという子も同じクラスや近くになる可能性が高いです。でもそれも含めて社会勉強なので、小学校時代を楽しかったなと思えるように、たくましく過ごしてほしいと思います。