府中第二小学校の評判・口コミ

11歳女の子／40代後半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：校長先生が一人一人を見てくれている

娘が1年生の時、学校に行きたくないと言い出して不登校気味になった事がありました。その時に毎朝学校まで送って行っていたのですが、必ず校長先生が校門で待っていてくれて、挨拶だけでなく「大丈夫ですよ」と必ず一声かけてくれていました。その言葉が本当に温かく、親子でとても励みになりました。今ではあの頃の事が嘘のように学校に行ってくれています。それもみんな校長先生のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。

不満：児童数の増加

府中駅に近いためか新しいマンションが多く、転入生もどんどん入って来るので児童数が増えています。新一年生も毎年多く、クラスの数も増えていくので教室の数が足りず、改装したり増築したりしています。このままどんどん増えていったらどうなるのかと不安になります。子どもの人数が多くなればなるほど先生の目が行き届かなくなるのではないかという心配もありますし、担任の先生の負担も大きくなるのではないかと不安に思います。

6年生女の子／30代後半(女性)

評価：★★★☆☆(ふつう)

満足①：高学年児童の面倒見がいい

登校班が編成されているため他学年との交流があることや、東京とはいえ、先祖代々地元の方が多いエリアであることが関係しているのかわかりませんが、高学年が低学年を助けてくれる場面が多いです。学校でも具体的な教育方針が掲げられているわけではありませんが、行事では高学年と低学年がペアになったり、高学年が低学年のお世話係になったりしています。高学年に嫌な思いをさせられることよりも、助けてもらったことの方が我が子は多いようです。

満足②：社会科教育で地域と連携している

生活科や社会科などで行われる学習の見学に、地元の商店や施設が使われることが多いです。特に低学年のうちは徒歩で行ける学区内に行きますので、学習のほかに、あの子の家はこの辺、あの道はここに続いているなどの地理を覚えて、その後の校外生活で役に立ちます（どこに行っていたのかを聞き出すのに苦労が減ります）。地域の人たちにも、小学生の存在を気にかけてもらえる良い機会になっていると思います。

不満①：行事が多すぎる

とにかく行事が多い印象です。特に学年を超えて行われる行事は準備に時間を使うため、学習時間が減ります。近隣の学校と比べると授業時間は同等なのかもしれませんが、授業日数が多いと思います。府中市は今年から月に1回の土曜授業の導入がされましたので、低学年のうちは良いかもしれませんが、中学受験を控えている生徒や学外活動で活躍したい生徒にはデメリットです。

不満②：生徒数が多すぎる

年々新入生が多くなり、教室が不足しています。教室内も狭く、収納スペースが足りないため、図工セットなどのかさばる道具を置きっぱなしにすることができません。来年度から増築された教室が完成しますが、これまでの教室は無理やり増設しているため、空調がない教室も出てきていますし、図書室はどんどん縮小しています。

満足度：ふつう

公立小学校としては評価の高い学校だと思って通っていましたが、生徒数の増加に対して事前に対策を打たないところや、学習時間の確保体制に疑問を持っています。学童や登校班などは小学校とは別の管轄になりますので、共働きで近隣に頼れる祖父母のいない保護者にとっては、行事の多さは負担になると思います。また、生徒が学校と合わなかった場合、この学校に依存させるような行事のあり方は逆効果に働くこともあり得るなと思います。