能見台南小学校の評判・口コミ

3年生女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：地域との交流に力を入れている

少子化にともない、数年前まではマンモス校だった能見台南小学校も年々児童数が減っていっています。働きに出ていたりで、学校のイベントなどのお手伝いが難しい家庭も多くなりました。その中で、学校からも積極的に地域の方々に声をかけていただき、家庭では出来ない交流や催しをしてくださり、子どもたちはいつもとても楽しそうです。毎朝の登校時の学援隊のみなさまのお陰で、登校時も安心して送り出すことが出来ます。地域との交流を大事にしているところが、とても良いところだと思いました。

満足②：教育のサポートに力を入れている

勉強など出来なかったところをそのままにするのではなく、きちんと辛抱強く補助をしてくれるところです。また、宿題などが出来なかった時も頭ごなしにダメ扱いするのではなく、きちんと理由を聞いたりして、子ども達のプライドを守ってくれる様子もみられます。授業中は良い意味での緊張感があり、子ども達が休み時間に伸び伸びと校庭を走り回っている姿を見ると、安心できる場が普段から出来ていることが見受けられました。日頃から、先生方の努力が垣間見えます。

不満①：一クラスの人数が多い

年々減少している児童数ですが、それでもまだ学校全体から見ると多い方だと思います。一クラスの人数も多く、どんなに良い先生といえども、中々目が行き届きにくいのが不満です。また、人数が多いせいか他の学校と比べると校外活動が少ないように思います。特に放課後キッズクラブは夏休みなど長期の休みに、遠足や近くの公園で遊ぶ時間などが無く、ずっと学校にこもりきりになります。せっかくの児童交流の場なので、もう少し積極的に校外活動があればといつも思います。

不満②：個別支援級との交流が少ない

せっかくの個別支援級との交流が活かされていないのではないかと思います。障がいを偏見なく受け入れられるのは、一般的には小学生までだと思われます。交流することにより、お互いの理解を深め、接し方の勉強などができれば、将来のいじめ問題などの減少の一助になることができます。少しずつでも積極的に皆が笑顔で楽しめる学校生活ができるよう、期待したいです。

満足度：満足

人数が多いメリットとして、色々な友達と接する機会が沢山あることです。４クラスなので、クラス替えがあってもいつも同じ顔触れという事があまりありません。縦割りの交流も積極的に行われていて、低学年はお兄さんお姉さんを、高学年は弟妹を見るように、自然と覚えていきます。昨今は一人っ子の児童も多いですが、兄弟姉妹がいない児童も、学校という社会で自分よりも年下、年上との接し方を多く学べる場となっています。家族では教えることが出来ない事を学校で学ぶことが出来るところに魅力があると感じました。