福岡教育大学附属福岡小学校の評判・口コミ

9歳男の子／30代後半(男性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：学校行事が充実

季節ごとの学校行事もがあり、子供たちの成長と共に四季を感じることが出来るような取り組みがあることは良いと思います。勉強や友達・先生との関わりなども学んで欲しいとは思っていますが、それだけではなく様々なことにアンテナを巡らせ人間性豊かな人間に成長してほしいと思っているので、学校行事を通じて自分のものにしていけるような教育方針は好印象です。

不満：先生とのコミュニケーション不足

学校での子供の様子が学校からの情報で伝わることが少ないのが不満です。「学校どうだった？」「友達と仲良く出来てる？」と子供達には学校での様子を会話で聞くようにしています。しかし、それはあくまで子供たちの言葉としてであって、いわゆる学校側の見解も知りたいと思います。家庭訪問や連絡ノートなどで様子を知ることが出来ていますが、もっと先生たちと話が出来るような取り組みを期待します。

10歳女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：国の教育研究指定校

専科制であり、先生方の研究に沿った興味深い授業を展開してくださるため、子供達が意欲的に授業に取り組める工夫もされていてとても活気があります。国の10年先の指導要領作成のために新しいことを試されるため、早くから英語教育やプログラミング授業の導入がなされていて他の小学校では経験できない学びをさせていただいていると思います。伝統のある学校で昭和を思わせるような行事も多く続いていますが、それが厳かで歴史を感じる良い機会だと思っています。制服や持ち物に細かい決まりがあるため、持ち物や服装を原因とした差別やいじめが生まれないこともいいところかと思います。

不満：教科書通りに学習が進まない

先生方の研究に沿った授業を行うため、その学年のその教科で学ぶべきことの一部分をとても深く掘り下げてやりますが、それに時間を取られ他の単元が手薄になっている感は否めません。また、教育実習生がたくさん来るため、教育実習生が行った単元はどうしても理解不足が生じたりします。そのため、中学年以上は通塾が必要となり、ほとんど全員が通っている状況です。受検を経て入学してきているため教育熱心な親が多く、塾へ通いだすとライバル心などが原因で親同士や子供を巻き込んでのトラブルが多発することがあり、気を遣います。

3年生女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足①：少人数教育が徹底されている

経験を積んだ信頼の置ける先生方が、熱心に子ども一人ひとりに向き合って教育をしてくれるので、安心して通わせることができます。子どもたちは皆、試験を受けて入学しているので、ある一定のレベルに到達した子どもたちばかりなので、授業の進度も多くの子どもたちにとってちょうどよく、その点もとても良いと思います。

満足②：学校に歴史がある

創立140年を迎える歴史のある学校なので、三世代同じ小学校に通っていて、自分が親の立場になっても、安心して通わせることができます。時代は変わっても、以前から続いている良い部分はしっかり継承されていて、子どもにも「こんな風に古くても良いことは続いていく」ということを教えられるので、その点も良いです。

不満①：学校行事が多い

土日や祝日だけでなく、平日や平日の夜にも学校行事が設定してあることがあり、仕事をもっている身としては、ちょっと負担を感じることがあります。以前は専業主婦の母親が圧倒的に多かったのですが、今は仕事をもっている私のようなお母さん方も増えているので、それについては何度か申し入れたこともありますが、見直してもらうとありがたいと思います。

不満②：親にかかる負担が大きい

やはり公立の小学校と比べると、どうしても教材などの費用がかかると感じることが多く、生徒たちの大半が比較的高収入の家庭の子どもたちということもあるのだろうかと感じることが多いです。子どもに高い水準の教育を受けさせてやりたい気持ちは持っているのですが、中小企業に勤めている親にとっては負担が大きいです。

満足度：とても満足

小学校の立地は、都会の真ん中にありながら自然にも恵まれた環境で教育を受けることができて、とても満足しています。また、帰国子女のクラスもできてからは、海外でさまざまな経験をしてきた子どもたちと接することで刺激を受けることも多いようで、その点もとても良いと思います。少人数だからこそ生まれる連帯感のようなものも感じ、イジメなどがないところも安心できます。