ディズニー英語システム(DWE)の口コミ体験談 ★3「普通」の理由を本音レビュー
2022/07/06
- 教材名:ディズニー英語システム(DWE)
- 回答者の性別:女性
- 居住地:神奈川県藤沢市
- 回答時のお子さまの年齢・性別:6歳8ヶ月(女の子)
- 教材購入時のお子さまの年齢:0歳3ヶ月
- 総合評価:★★★☆☆ (普通)
神奈川県藤沢市在住、現在妻36歳・夫41歳。結婚6年目、高度不妊治療の末、長女を妊娠・出産しました。
1回かもしれない子育ての毎日を後悔なくやってみたいと考え、幼稚園入園までは母親が見守ることを選び、歯科技工士の職場を退社し専業主婦に転身しました。
DWE購入時娘は1歳3か月でした。
それまでに検討や体験した英語教育は、ベネッセのBE studio、MLS(モデルランゲージスタジオ)、YMCA。
場所見知り、人見知りがあること、またお昼寝のタイミングなども、成長の時期によってズレることがあったので同じ曜日・同じ時間に習い事に通わせることは親子ともにまだ早いと感じました。
購入したパッケージはミッキーパッケージ その理由は?
DWE学習に掛かる費用は、教材費・ワールドファミリークラブ(WFC)月会費・イベント参加費の3種類です。
DWE購入方法は、中古品購入・人から譲り受ける・正規購入。
中古品に関しては、DWEの最大のメリットの1つであるアウトプットのサービスを受ける権利が一切ないので初めから除外しました、
。
初めにかかる教材費ですが、こちらは10種類のパッケージ(セット)があり、フルパッケージですと約100万円。我が家が購入したミッキーパッケージは約70万円。
各パッケージの詳細は省きますが、主な違いは教材数、卒業制度の対象になるかどうか、です。
ミッキーパッケージ以上を購入しなければCAP制度(課題を提出していき卒業がゴールの制度)ができない点を考え、まずCAP制度を利用できる最低限のパッケージを購入して、成長に合わせて必要な教材を追加していくことで夫婦で納得しました。
メジャーな英会話教室のグループレッスンで約1万円の月謝。1年で12万円、6年間で約70万円を考えると、DWE使用6年目の我が家には妥当な金額だったのでは、と考えています。
ディズニー英語システム(DWE)の評価は★3普通 その理由は?
乳児期は母国語のように英語環境を整えることを意識していればストレスなく過ごせました。
本人の意思が出てきた時、親がどう向き合うか、自分の家庭の英語教育のゴールはどこなのか考える必要があります。
様々な動画や映画を自宅で見られる昨今では、DWEに高額な費用を払わなくても英語環境は用意できた点が一番後悔したことでした。
6歳まで育てて分かったことの1つに、子ども本人が興味のない分野は親がどう仕向けようと、気分を乗せようと環境を整えても子どもは振り向かないということ。
逆に子ども自身が好きなことは放っておいても集中して自然と学び、知識を深める行動をします。
娘の場合はピクサー映画のセリフや、「SING」などミュージカル調の動画は親が時間設定しないと見続けてしまうほど、繰り返し繰り返し鑑賞する。そして出てきたフレーズや英単語はすぐに日常生活に取り入れることが出来ていました。
私たちが幼少期のビデオ購入、レンタル、テレビ録画といった親を介さないと動画が観られなかった時代とは違い、月額1,000円程度でも複数の選択肢があります。
物心がつき、お子さんが好きなジャンルの映画や動画観覧でも十分英語をインプットできる時代になっていると感じます。
我が子の年齢別での状況を、以下にまとめました。
1歳 親子で楽しむ
自宅で過ごす時間が多い中、メインはDVDとおもちゃを使って、英語に触れながら遊びました。
映像を長時間見せることに抵抗があったため1日1時間程度。CDの聞き流しは時間の制限を設けず行い英語を聞かせることを意識。
日本語の発語とともに、色や物を英語で発するようになってきました。
2歳 イヤイヤ期
DWEのDVDを再生すると他の動画(しまじろう、のんたん、Eテレ)に変えてほしいと泣いたり嫌がるようになった頃。
高い費用を払ったプレッシャーもあり親がストレスを感じるように。聞き流しも難しい1年でした。
3歳 アウトプットをかねてDWEの英語教室2種類を体験。
CFK(class for kids ネイティブの先生)体験、自宅から電車で40分かかることで通うことを諦めました。
教室の数が少なく選択肢が少ないことに不満を感じました。
ABCクラブ(DWEユーザーの日本人ママが自宅でレッスンをする)は比較的いろいろな場所に教室があり家から10分の教室を見つけ3か月受講。
日本人の発音ではありましたが、大学生になった息子さんをDWEで育てた経験があり親として相談できた点は満足していました。
しかし、娘の集中力がまだ持たず、結局教室は退会。またアウトプットの場のDWEイベント等にも行きたがらなくなっておりました。
4歳 幼稚園年少「英語は嫌い」
はっきりと英語は嫌いというようになりました。これ以上強要してDWEの課題を提出するのは辞めたいと考え※ワールドファミリークラブ一度退会手続き。
外で遊ぶことやスポーツの習い事が大好きな娘は自宅で机に向かい課題に取り組むことは向いていないことが分かりました。
(※ワールドファミリークラブとは、月額3,410円でDWE正規品購入者のみ入会できる制度。各イベント参加権利や、CAPといった決められた課題を提出することで、家庭学習と並行して課題をクリアすることで実力を試すことが出来ます。)
5歳 幼稚園年中「コロナ休園」
娘が将来の夢を話したり、日本語が通じない外国の方と出会ったタイミングなどで、英語を話せるとどんなメリットがあるか、伝えるようにしました。
CAP課題提出もやると話してくれたのでワールドファミリークラブ再入会。外出自粛、休園も重なり順調に進んでいきました。
6歳 幼稚園年長、小学校入学
好きな映画の歌を英語歌詞で歌う、英語を発することに抵抗はない様子。会話は出来ないが聞き取りは出来ることが増えています。
ディズニー英語システム(DWE)を購入した理由
購入しようと思った理由は3点あります。
監修者の一人が鈴木慎一先生
娘は0歳から3歳までスズキメソード幼児教室に通っておりました。
DWEすべてのテキストの1ページ目に記載されている【鈴木慎一】先生。世界38か国で展開されているバイオリンの早期教育法「スズキメソード」の生みの親です。
「日本中の子どもが日本語をしゃべっている」という驚くべきことに気づき、母語と同じように音楽や語学も身に着けることができるという考え方に基づいた教育法。
私自身がこの教育法に共感していたので他の英語教材と比較する大きな点でした。
家庭で親子で遊べる遊びが欲しかった
自宅保育なので起床から就寝まで2人で過ごす時間が長く、Eテレを楽しんでみるようになったころ、親子で楽しんで動画や音楽で英語に触れていけたらいいなぁと思いました。
中学校受験における英語科目の導入
娘の誕生は2015年、小学校入学は2022年。
公立小学校「小学3年生からの必修化」「小学校5年生からの教科化」が2018年度から段階的に導入、2020年完全実施が決定されていました。
私たち親世代が初めて英語に触れる義務が発生した中学生よりも早まり、中学受験における英語科目の導入が考えられます。
小学校は公立、中学は私立を検討していた我が家にとって大きなポイントでした。
ディズニー英語システム(DWE)はこんな人におすすめ!
子供の教育の時間を親自身が取れる方。
聞き流しの時間、課題提出にはどうしても自宅にいる時間が必要になってきます。
土日で集中して取り組む家庭もあるようですが、週1.2回だけ英語に触れさせるのであれば対面、オンラインの英語教室に通われた方が良いです。
そして、「親自身が英語が好き」。これは絶対条件だと思っています。
毎日英語が流れることにストレスなく楽しめること。また教材でのインプットが進んできたらアウトプットの場を作ります。
どのような方法でも親が英語を話す場面が出てくるのでしょう。教師とのコミュニケーションが不足したり、子供の質問してくることに答えられるように親も一緒に英語を学ぶことが必要です。