藍野大学の評判・口コミ【医療保健学部編】

藍野大学の特徴

藍野大学の特徴として医療分野に特化した学科のみとなっています。学科は理学療法科・作業療法科・看護学科・臨床工学科の４つのみとなり、入学後は学科転向はできません。そのため入学した時点で４学科のどれかに所属し、卒業するまでその学科で勉強します。選択肢が絞られる分、各学生が進路や今後に迷うことなく、一種の医療職者を目指して勉強することができます。また４学科が授業や文化祭などで交流する機会もあり、互いに刺激しあいながら成長できます。

満足していること：進路・就職

一般的な大学では在学中よりに就職活動が行われます。しかしスムーズにいかず、就職浪人する学生も多いのが現状です。それに対して藍野大学では最後の臨床実習が終了し単位を取得したあと、医療機関側の職員が病院に来て簡単な就職面談が行われます(私の学年は8月下旬でした)。そこで希望があれば見学の調整をしたり面接の調整などまで行われるため、就職活動に費やす時間・労力は非常に少ないです。早ければ10月頃に内定をもらう学生も多く、医療機関側の都合による内定取り消しも聞いたことがないため、卒業後の安心が充実しています。

満足していること②：授業

私の所属した作業療法科では一年目が特に潜行する授業数が多く、学年が上がるにつれて少なくなり、時間的余裕ができます。そのためプライベートを充実する人もいればアルバイト・勉強など自由がききやすいです。授業自体も臨床現場での経験年数豊富な各専門分野の先生が在籍しています。そのため授業のなかで教科書や資料を読んでただ知識を伝えるだけでなく、医療現場での経験を交えた授業を受けることができます。そのため臨床実習や就職後に繋がる、実用的な知識を得ることができます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

藍野大学は最寄り駅(JR摂津富田駅)より自転車でも10分、徒歩では30分以上かかる距離に建てられています。駅近くにシャトルバスもありますが本数が少ないことと一般の方も利用されるため、利用者が多いときは学生は使用できません。そして摂津富田駅から藍野大学までに信号もたくさんあることに加え、車・バイク・原付での通学は禁止されています周辺にコンビニとスーパーはありますが、飲み屋のような飲食店はないため、その度に駅まで移動が必要となり、立地環境はあまりよくありません。

不満に感じていること②：サークル

大学内にサークルはいくつかありますが、積極的な活動はあまり行われていません。医療系大学で臨床実習や国家試験も控えているためサークル活動に費やす時間があまりありません。また学年によって臨床実習の時期が異なるため、時期によってサークル活動ができる学年・できない学年が生まれてしまいます。中には積極的にサークル活動に取り組む学生もおりますが、成績が落ちていると教員からの指導も入るため、一般的な大学のようなサークル活動はできません。

藍野大学のおすすめ学部：作業療法科

藍野大学は学科は４つ(理学療法科・作業療法科・看護学科・臨床工学科)あり、入学時に選択可能です。しかし学部については医療保健学部一つのみしかありません。そのため学部を選択することは出来ない為なしとさせていただきます。

藍野大学に通って良かった？

大学を卒業し、無事国家資格を得て現在病院で勤務できています。作業療法士はどの都道府県でも需要があります。そのためこの資格があればどこにいっても仕事に就くことができます。また藍野大学は偏差値自体は他の医療系大学と比べてやや低いです。私もあまり頭はよくありませんでしたが、それでも無事に国家資格試験を合格できるまで教育していただけたので、入学してよかったと思っています。また学科転向が出来ないため、在学中はずっと同じクラスメイト過ごすことになります。苦楽を共にしたことで卒業したあとでも交流が持てるような仲間も得ることができました。