広島大学 大学院の評判・口コミ【総合科学研究科編】

満足していること：留学制度

広島大学には、HUSAという交換留学制度があります。この制度では、提携大学に半年もしくは一年間留学することができ、行った先での授業料は不要となります。私は、学内の奨学金制度を利用して、返済不要の奨学金で留学生活を送ることができました。（月8万円もらいました。）このほかにも、広島大学には留学制度がたくさんあります。

満足していること②：国際色豊かなゼミがたくさんある

私は総合科学研究科のゼミにいますが、半分以上留学生で成り立っています。そのため、公用語は英語と日本語で、自分の研究についての見識が深めることができるとともに、語学力が身につくと思います。また、日本人の感性とは異なる意見が出たりするので、たとえば、卒論、修論の自分の研究に違った視点から意見がもらえます。

不満に感じていること：立地が悪い

広島大学は、医学部、歯学部以外は、広島県の郊外に存在しているため、立地があまりよくありません。そのため、アルバイトや課外活動は大学周辺で行う人が多く、広島県内の他の大学生に比べて、活動の幅がやや狭い気がします。広島市内に出れば様々な活動のチャンスがあるのですが、交通費等がかかるため、躊躇する人が多いように思います。

不満に感じていること②：アルバイト先が少ない

前述したとおり、立地条件が悪いため、アルバイトを行いたい学生にとってはとても不利な状況です。大学の周辺でバイトをしようと思うと、飲食店やスーパー、カラオケ店、大学の生協等になってしまいがちで、就職活動のために、アルバイトでの経験をいろいろ積みたい人にとっては、限られた業種しかないのがネックだと思います。打開するためには、広島市内に出る必要があります（マスコミ、ウェディングなど様々あります）が、交通費や時間を考えるとなかなか難しいです。

広島大学 大学院のおすすめ学部：総合科学研究科

総合科学研究科では、理系、文系問わず幅広い授業を受けることができるうえ、留学生も多く国際色豊かだと思います。研究テーマも、心理学、文学、言語学、地理学など様々で、入学してから自分の興味がある分野を見つけることができます。また、今年から新たな学科ができ、オールイングリッシュでの授業が行わる、2年次に留学が必修となるなど、自分の語学力を鍛えたい、また、将来国際的な仕事をしたい人にもぴったりだと思います。

広島大学 大学院に通って良かった？

私は大学院生として、入学しましたが、やはり国立大学であるため、資料や設備が良く、また、国際色豊かなところがよいと思います。また、留学制度が豊富で、自分の研究をより深めたい人にはぴったりだと思います。学会等への経済的支援なども存在します。また、先生も親しみやすい方も多く、国立大学のわりに、少人数制ゼミが開催されているところもいいと思います。