東京農業大学の評判・口コミ【国際食料情報学部編】

満足していること：研究室

私が卒業した東京農業大学は、農業における最先端の専門が学べる学校でした。研究室に所属をすると、さらなる専門が学ぶことができました。私の学科では、1年生から研究室に所属することができ、入学したてから、しっかりと教授の下で研究活動に取り組むことができ、しっかりと専門性を身につけることができました。そして教授の先生方の多くが、学生の面倒をとてもよく見てくれるのも特徴です。

満足していること②：キャンパス

東京農業大学のキャンパスは３つあり、私が通っていたキャンパスは世田谷区にありました。都内にもかかわらずキャンパスは広く、緑が多いのが特徴的でした。芝生も多くて日当たりがとても良いことから、季節を問わず、天気の良い日は昼食を芝生の上などで食べることができ、とても気持ちが良かったです。また、近年は建物の改修工事、新築工事などを行っており、続々と施設が新しくなってきています。特に図書館は10階建ての立派な建物が完成して、充実した調べものができました。

不満に感じていること：留学制度

東京農業大学の留学制度は、ある程度はしっかりと整っていますが、留学できる学校の数、留学できる人数の枠が少ないと感じました。わたしも実際に留学を考えておりましたが、希望する学校に留学できるのは1名までと決まっていたり、英語のスキルが完璧でないと留学が認められなかったりと、留学までのハードルの高さが、学生の意欲を損なっていると感じました。学校側が、完璧な学生を学校代表として送り出したい気持ちも分かりますが、学生のやる気もしっかり見極めてもらいたかったです。

不満に感じていること②：休学する費用が高い

東京農業大学では、他の大学と比べて、休学費が桁外れに高いと感じました。他の大学に通う友人に聞くと、休学費は安いところで3万円、高くても10万円程度とのこと。しかし東京農業大学の場合は1年間の学費の半分を支払わないといけませんでした。私の学科でいうと約70万円です。そのため、大学を休学して学生のうちに海外にワーキングホリデーに出ようと考えていたのですが、その間に70万円も払うことはできず、断念した経験がありました。

東京農業大学のおすすめ学部：国際農業開発学科

国際農業開発学科は、私が卒業した学科であることもありますが、どの学科よりも実学主義に基づいていることから、講義形式の授業だけではなく、実際に畑に出て農業を学ぶことができました。また必修の授業で宮古島に農業実習に行ったりと、この学科ならではの実践授業が沢山ありました。

東京農業大学に通って良かった？

東京農業大学は、伝統を守り続けている大学のため、規則などが厳しい面もあります。しかしその分、学生に対して熱意を持ってくれている先生方が多く、知識だけではなく実学として勉強を教えてくれる先生がたくさんいます。農大に勤務できて嬉しい、と言う先生も多く、それを聞くたびに学生としても嬉しかったです。