神戸大学 大学院の評判・口コミ【人間発達環境学研究科編】

満足していること：幅広く学べる

神戸大学の中でも、特に人間発達環境学研究科では、教育学や心理学をはじめ、栄養学や芸術に至るまで、人間の身体や心、それを取り巻く環境について、幅広く学ぶことができます。一つの学問領域にとらわれず広い視野をもって学ぶことができるし、いろいろな考えを持った人と意見交換する機会がたくさんあります。自分の専門分野が、他の分野の人から見るとどのように捉えられるのかを常に意識しながら学びを深めることができます。

満足していること②：景色が美しい

神戸大学の中心となるキャンパスは、六甲山の中腹に広がっています。その中でも人間発達環境学研究科は一番上に位置しています。キャンパス内の建物からは、神戸港から大阪湾までが一望できます。キャンパス内にはカフェもあるので、昼間はきれいな海を眺めながら友だちとおしゃべりを楽しむことができます。夜には百万ドルの夜景にうっとりします。そして、夏には花火も見ることができるので、学生同士で集まって鑑賞会を開くことも多いです。

不満に感じていること：周囲に商業施設がない

六甲山の中腹にあるということで、景色がきれいな反面、周囲は一戸建ての住宅が多く、レストランやカフェ、ショッピングができるところがありません。そのため、授業の合間にランチをしに行くということが難しく、一度下山しなければなりません。徒歩だと30分、バスを利用しても20分ほどはかかってしまうため、結局お昼ご飯はお弁当か生協食堂など、いつも決まったメニューになってしまいます。空き時間にふらっと時間をつぶせる場所がないのも残念です。

不満に感じていること②：就活の情報が入りにくい

卒業生のうち、多くは教員採用試験や公務員試験を受けます。そのための面接対策などは学生や教員を交えてたくさん行われていますが、民間企業を受ける場合には、そのような対策はありません。そのため、民間企業の就職に向けた情報収集はほぼ全て自力で行わなければなりません。また、他学部のキャンパスとは少し離れているため、他学部の就活生と交流する機会も少ないです。就職説明会なども他のキャンパスで行われることばかりなので、気軽に参加することが難しいです。

神戸大学 大学院のおすすめ学部：発達科学部

人間の生活や人生に関わる、さまざまな学問が集まった学部です。ここまで幅広い学問を学べる学部は、他の大学でもなかなかないと思います。資格取得や留学制度もたくさんあり、自分の興味に沿って自由に学ぶことができます。

神戸大学 大学院に通って良かった？

自分が学びたいことを自由に学ぶ空気があることが一番良いと思います。教員や学生の興味も幅広いので、授業を受ける度に自分自身の興味の幅もどんどん広がっていきます。また、こぢんまりとしたキャンパスで、他の学科の学生とも廊下などでよくすれ違うのも、大学の全体和気あいあいとした雰囲気づくりに役立っていると思います。