金沢医科大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：実習に向けた授業を一年次から行う

実習に向けた医療プロフェッショナルという科目が一年生の時から週に二コマほど行われます。一年生のときには介護士の職業を体験する医療福祉体験実習があり、その実習に向けて介護士の仕事について学びます。二年生では、看護師の見学、手伝いを行う看護体験実習が行われます。この実習に向けて二年生ではバイタル測定や看護師の仕事について学びます。このように高学年から始まる医師としての実習の前に様々な医療福祉従事者の職業を身をもって体験することができるところが気に入っています。

満足していること②：キャンパス周辺が落ち着いている

金沢医科大学は金沢市ではなくそこから電車で15分、さらにバスで15分ほどいったところにあります。石川県では金沢市が都会でありお店や遊ぶ場所はそこにたくさんあります。大学がある場所は大学生が遊べるような場所はほとんどないです。しかし、それは逆に考えると普段は都会の喧騒から離れたところで勉強することができるということです。車を持っているのならば、大学から車で20分ほどで遊びにいくことができるのです。そのため学業と遊びをしっかり分けたい人にはおすすめです。

不満に感じていること：学部が少ない

金沢医科大学は学部が医学部と看護学部の二つしかありません。ポジティブに考えれば将来同じく医療に携わる人と交流を密に深めることができると考えられます。しかし、他の大学に比べ、圧倒的に学生数が少なく、コミュニティが狭くなってしまいます。そうなると社会に出た時に医療以外の職種についての知識があまりにも少なく、困ることがあるのではないかと不安に感じることもあります。社会に出たときに困らないためにも、この大学に通うならば、大学時代から多くの人とコミュニケーションをとる機会を作ったほうがいいと思います。

不満に感じていること②：学生食堂のコスパが悪い

学食のメニューが少ないうえに、他の大学と比べると少し値段が高いと思われます。例をあげると、日替わりのAランチ、週替わりのBランチ、ともに500円です。また、学生食堂の他にもレストランやラウンジでご飯を食べることができますが、食堂は特に混み合うことが多いです。学生数の少ない大学といっても、ほかの学年と昼休みの時間がかぶるとなかなか席がとれず、しばらく食堂の中で立ったまま席が開くのを待たないといけないこともあります。

金沢医科大学のおすすめ学部：医学部

金沢医科大学には学部は医学部と看護学部の2つしかありません。どちらの学部が合うかはやりたいことによって異なると思いますが、医学部を卒業し国家試験に合格すると医師という職業につくことができます。医師という職業は今後の高齢化社会で今よりもさらに必要とされる仕事であり、職に困ることはないと思います。

金沢医科大学に通って良かった？

他の学部に通う友達と比べたら、毎日一限から授業があるのが当たり前であり、テストの回数も多く大変なことも多いと思います。ですが、どこの大学でも医学部の生徒の授業数は多く、厳しいカリキュラムであることは当然です。そう考えると、入学試験のレベル、留年生の数を考えると他の大学の医学部よりも入りやすくストレートで卒業しやすい医学部なのではないかと思います。大学名にこだわりのある人でなければ、おすすめの大学だとと思っています。