京都精華大学の評判・口コミ【マンガ学部編】

京都精華大学の特徴

芸術大学ですが、人文学部もある大学です。芸術も、洋画、日本画、デザインだけでなく、ファッションや音楽、そして日本初の｢マンガ学部マンガ学科｣を設立し、有名です。芸術の中でも、特にサブカルチャーを得意としているとも言えます。学内の設備が充実しており、音楽・撮影スタジオなどを、学生や教員は自由に使用することが出来ます。国際交流も盛んで、交換留学制度が充実しており、留学先で取得した単位を、大学の単位としてカウントすることが出来ます。

満足していること：ゼミ・研究室

その道のトップの方々がゼミ長としてついてくださいます。在学生も学部にはよりますが、学業成就のための意識が高く、充実したゼミでの学びをすることが出来ます。学内の設備が充実しています。図書館の所有書籍はもちろんのこと、デジタルアーカイブ、音楽スタジオ、撮影スタジオ、また撮影録音機器のレンタルも可能です。学内の建物も自由に使用することが出来、自分たちの実習室だけでなく、講堂なども許可を得たら使用可能です。

満足していること②：授業

一般的な大学ではないであろう、サブカルチャー系の授業を受けることが出来ます。映画の視聴や、音楽の視聴、芸術大学なので実際に制作することも多くあります。制作するだけでなく、学生同士で発表しあい、お互いの教養やクリエイターとしての意識を高めることが出来ます。座学も充実しており、教員が学生とやり取りをしながら授業を進めてくださいます。映像や音楽を用いた授業が多く、長い授業時間でも、飽きることがありません。

不満に感じていること：キャンパスの立地

山間部にあるため、通学が非常に困難です。学内に直接電車が通ってはおりますが、運賃が高く、本数も決して多くはありません。地下鉄の最寄り駅からも歩いて30分はかかります。スクールバスはありますが、使う学生や教員が多いためすぐに満員になってしまい、乗り心地はあまりよくありません。運行時間も限られており、夜遅くまで制作する学生にとっては、交通面において非常に不便を感じます。山道を登るため、徒歩や自転車もきついことが多いです。

不満に感じていること②：進路・就職

芸術大学特有ですが、いわゆる世間一般の｢就活｣とは全く違うパターンであるため、資料などで就職に関して調べて見ても、全く参考になりません。年がら年中募集を行っている企業が多いため、あまり新卒採用などの話が来ないことが多いです。学生もフリーランスを目指している学生が多く、就職に関して積極的ではありません。就活サポートもほぼ無いため、完全に自分の力で就職先を探すか、就職先が決まらないまま卒業する学生が半数以上です。

京都精華大学のおすすめ学部：マンガ学部

ほかの学部のことはあまり知らないので、自分のいた学部ですが、日本初の学部であるため、日本最先端の研究をすることができました。学科によって考え方にバラツキはありますが、自分と組めそうなクリエイター達と出会うことも出来ました。

京都精華大学に通って良かった？

非常に楽しく、充実した4年間を過ごすことが出来ました。学業の中でも、特に制作をメインとすることが多い芸術大学ですが、同じような思想や同じような制作スタイルの友人達を多く持つことが出来ました。講師陣も優秀な方々が多く、学生と教員の距離が近いため、ためになるお話をたくさん聞くことが出来ました。学部によって意識の高さにバラツキがあるのが少し気にはなりましたが、自分に合った人脈を広め、そこから仕事を貰うことも出来ました。