順天堂大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：進級率、国試合格率が高い

他大学の知り合いの話を聞くと、国公立、私立を問わず、医学部において6年間ストレートで進級するのはなかなか困難であるようです。また、なんとか大学を卒業できてもその後の医師国家試験に合格できず、就職浪人してしまうパターンも多々見受けられます。そういった大学が多い中、順天堂大学医学部では、進級率、国試合格率ともに全国でも常に高い水準にあります。各科目ごとに資料集を大学側がまとめて配布してくれる点や、過去3年間の学内試験問題が学内インターネットから自由に閲覧、印刷できる点、6年次の勉強部屋制度などがこのような結果に寄与していると考えられます。

満足していること②：1年間の寮生活がある

順天堂大学では、1年次の1年間、医学部とスポーツ健康学部の学生が一緒に寮生活を送ります。寝食を共にし、様々なイベントを通して、全く異なる分野で活躍を目指す同世代の友人と価値観を広げ合える環境は、今振り返ると今後の自分の人生にとても有意義であったと思います。辛いことやもめ事などもありましたが、そういった困難を乗り越えて深まった友好関係は数年経った今でも続いています。こういった経験ができる大学は数少ないので順天堂大学の自慢できる点だと思います。

不満に感じていること：キャンパス感がない

学部の教室が入っているビルのまわりに大学病院や研究棟などの施設がいくつかありますが、特に大学のキャンパスといった囲いはなく、学園祭なども行われないのが少し残念です。他の大学のキャンパスや学園祭などに足を運ぶと、大学生らしい生活を送っているようで憧れてしまいます。都内の交通の便のいいとても通いやすい場所にある反面、大学全体の敷地は他大学と比べて比較的狭いことや、本キャンパスには医学部生のみが通っているため学生が少ないことが、そういった現状の要因と考えられます。

不満に感じていること②：他学部との交流が少ない

順天堂大学医学部がある本郷キャンパスには、他学部の学生はいません。他学部と合同で行なっている部活や他大学のインカレサークルなどに所属しない限り、他学部の学生と交流を持てません。また、医学部は1学年の人数が他学部に比べ少ないため、人間関係がとても限定的です。1年次に寮生活を共にするスポーツ健康学部も2年次以降はキャンパスが離れてしまうためなかなか交流できません。そういった閉鎖的なところが少し残念です。

順天堂大学のおすすめ学部：スポーツ健康学部

様々なスポーツに取り組む学生が集まっており、スポーツを大学でも続けられる環境が整っています。また、教職免許を取るためのプログラムも充実しており、就職面でも困らないよう大学側が手厚くサポートしてくれます。

順天堂大学に通って良かった？

教育システムが充実しており、進学率、進級率がともに高く、心配なく学業に取り組めます。また卒業後も大学病院での研修制度が充実しており人気が高いです。学業が充実することにより、部活動やバイト、趣味など自分のために使える時間も生まれ、そういった面でも楽しく生活を送れています。立地がよく通いやすいこと、1年次の寮生活、英語教育に力を入れている点などに満足しており、順天堂大学に通っていてよかったなと思っています。