新潟県立大学の評判・口コミ【国際地域学部編】

満足していること：留学制度が充実している

学生数は少なく、同期は200人いない程度でした。人数が少ない分、先生と仲良くなれたり、就活の面倒見がとてもよかったりしました。また、サルクという英語学習の部屋では、英語学習専門の事務員が3名程度常駐していて、英検のスピーキング対策や留学相談も無料でしてくれます。２年時からは４つのコース選択があり、私は国際文化コースを専攻しました。違うコースの授業もとることができ、私はロシア語を週２回程度とっていたのですが、ウラジヴォストクの有名大学に1カ月留学体験もすることができました。1年単位でカナダや韓国、中国、ロシアへ留学する学生も多いです。

満足していること②：英語の授業が多い

英語を使った授業が多かったです。英語で国際政治学や、マクロ経済、TOEICの対策授業等もありました。なかでも、一番英語力が上がったと思われる授業は、英語でディベートする授業です。大学に入るまで、英語のスピーキング、自分で論理立てて英語で話す授業があまりなかったです。そのため初めは苦戦しますが、論理立ての方法から教えてくれますし、人数が少ないので失敗しても恥ずかしくない雰囲気があります。なにかお題を決めて話すディベートがクリアできたら、国際政治や日本の基地問題等も英語で議論する授業にも挑戦できます。

不満に感じていること：図書館が土日祝日に開いていない

大学の規模が小さいが故、土日祝日は図書館すら開いていないことが不満でした。同じ市内の新潟大学は図書館もきれいで土日祝日も開放していたので、たまにお邪魔させてもらったりしましたが、そこへは電車に乗らなくてはいけないので、家やスタバで勉強することが多かったです。また、新しい校舎と古い校舎があるのですが、古い校舎の木製の椅子には困りました。少し木が削れていて、ストッキングにひっかかってしまうのです。他にも、トイレがすごく寒かったりしました。

不満に感じていること②：サークルや部活が少ない

これも小さい大学であるが故に、サークルや部活が少ないです。特に部活が少なかったです。サークルとしての活動も、他大学と合同の練習などはたまにしかなく、あまり活発ではなかったです。文化祭の出店も、サークルや学部単位でするのですが、あまり華やかなものではありませんでした。周りの大学は文化祭に芸能人を呼んだりするのですが、そういったものもありません。サークル活動や部活動は任意で行うものなので、活発ではないというのは仕方ないとは思いますが、少しさびしい感じがしました。

新潟県立大学のおすすめ学部：国際地域学部

私の出身学部です。英語だけではなく新潟となじみの深い露中韓の言語や文化も学べますし、また地元の地域復興にもかかわることができます。これは都内の大学とは違い新潟県立だからこその特性を生かしていると思います。地域を知り、世界を知ることが大切だと身に沁みます。

新潟県立大学に通って良かった？

私はもともと県外の出身ですが、新潟に住んでみて、地元や近隣他県から来る素敵な仲間とたくさん思い出ができたことがとても幸せでした。大学で培った教養はもちろん今に活きていますし、仲間や先生に支えられた４年間でした。また、学校のすぐ隣が自動車学校で、免許の講習を授業の空きコマの間にとったりできるので、便利でした。