東北大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

私はもともと心理学の研究をしたいと考えており、心理学部のある大学への進学を考えていました。しかし、進路選択に悩む私を全力でサポートしてくださった高校の恩師たちを目にして、心理学だけでなく教育学への興味も湧いてきました。そのため、それら両方を学べる東北大学の教育学部を選びました。また、東北大学は国公立大学であるため経済的負担も比較的少ないことや、政令指定都市として東北地方を盛り上げている仙台市での暮らしがとても楽しそうだと思ったことも進路選択の決め手になりました。入学試験当日はとても緊張したため、100％の実力は発揮出来ませんでした。特に数学では多くの年に頻出とされる分野が今年は出題されないなど予想外の事態にも見舞われたため、ずっと落ちたと思い込んでいました。そのため合格発表で自分の番号を見つけた時は本当に驚きました。国語や英語で必死に解答欄を埋めたのが功を奏したのかもしれません。

大学で勉強していること

私はまだ１年生なので、教育学部の専門の授業は今のところ受けられません。代わりに全学教育科目と呼ばれる一般教養の講義を選択して履修しています。科学系、社会系、文学系など講義内容は多種多様です。個人的には歴史の講義が楽しいと感じました。また、将来は教員になるという道も視野に入れているため、教職の科目も合わせて履修しています。教育の歴史、制度、教育の世界に名を残した国内外の人物の思想など、毎回新たな観点から教育を捉えられる非常に面白い講義でした。

満足していること：様々な学生との交流がある

東北大学は教育学部の他にも文学部、理学部、医学部など文理ともに幅広い学部を持つ総合大学であり、日本全国だけでなく海外からも膨大な数の大学生や大学院生が来ています。普段の講義や様々なジャンルのサークル活動や部活動があります。それらを通じて出会った違う学部や違う出身地の学生と出会って話すことは、本当に楽しく新鮮な経験です。自分とは異なる知識や価値観を持つ人たちとの交流によって、無意識のうちに自分の視野も広がっていきます。

不満に感じていること：キャンパスが高台にある

１年生や２年生が通う川内キャンパスは高台にあり、徒歩や自転車で通学する学生の多くは途中で長い坂を登らなければなりません。私も自転車で通う多くの学生の一人ですが、毎朝自転車を漕いで坂を登るのは予想以上に大変で、大抵は途中で自転車を下りて押しながら歩いています。特に夏は、暑い中汗をかきながらの登校が億劫になることもあります。また、理学部や工学部の学生が通う青葉山キャンパスは川内キャンパスよりも更に高地に位置するため、原付や車を使うか地下鉄やバスなどの公共交通機関を使って通学しないと不便です。

東北大学のおすすめ学部：文学部

東北大の文学部研究室は、文学、歴史学、心理学などに関連した25もの種類があります。そのため、入学時には自分が具体的に何を専攻したいのか決まっていなかった学生も、研究室を決める頃には必ず研究したい学問が見つかります。

東北大学に通って良かった？

文理を問わず様々な一般教養科目が充実しているため、自分の興味がある科目が必ず見つかり、それを選択して履修できるからです。私は文系ですが、関心のある理系の科目も選びました。また、何に入るか迷ってしまうほど幅広い種類のサークルが存在しており、私は大好きな音楽系サークルの掛け持ちで毎日がとても充実しています。普段の練習も各種発表会も楽しく、サークルの人たちとの打ち上げや旅行もあって絆がとても深まります。