龍谷大学の評判・口コミ【理工学部編】

龍谷大学の特徴

龍谷大学は佛教大学なので、どの学部学科も仏教の思想A,Bという科目が必修科目になっており、1年生の前期後期に仏教の勉強をすることになります。仏教の思想は仏教を極めた先生に教えてもらえるので、しっかり勉強すれば知識を身につけることできます。また、随意科目になってしまいますが、仏教系の科目を履修して一定の単位をとることで、仏教の資格を取得することが可能です。家がお寺などでなくても大丈夫です。

満足していること：ゼミ・研究室

理工学部では3年次から研究室配属が始まります。大学は４年次からの研究室配属のところが多いので、3年次からできるということはとてもすごいことです。また龍谷大学の先生方は純血の人はほとんどいません。京都大学などの出身で、博識のある方ばかりです。人間的にも優れている先生が多く、研究室に配属されればフレンドリーに教授と話すこともでき、楽しく研究をすることができます。

満足していること②：進路・就職

龍谷大学の理工学部は、大学のレベルのわりには就職実績がとてもよいと思います。特に理系の学生は大学院まで進学する方が多いのですが、龍谷大学の理工学研究科の大学院を出た人はほとんどが大企業に就職しており、ほかの有名大学にひけをとりません。近年は、大学にくる学校推薦の依頼も大企業が増えてきており、とてもよい状況で就職活動をすることができます。教員になりたいという方にもおすすめでサポート体制がしっかりしており、無料で対策講座を受けることができます。

不満に感じていること：授業

博識のある先生ばかりなのですが、授業のやり方はあまり上手ではありません。個人的に質問をしたときはわかりやすく説明してくれるのですが、大半の先生が元社会人で企業勤めの人なので、板書などがあまり工夫されていません。事実、研究活動重視で授業にはあまり力を入れていないと公言している教授までいます。それではテスト前などが大変なので、授業をもっとしっかりやってくれると助かります。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

理工学部のキャンパスの立地は山にあるといっても過言ではないです。山にあるというのは、駅からかなり坂を登ることを意味します。大学の敷地に入ってからも坂なので、そこが大変というか嫌になってくると思います。最寄駅も快速以下しか止まらないのでちょっと不便です。駅からはバスもありますが、毎日乗るとけっこうお金がかかるので、原付などがあると便利です。

龍谷大学のおすすめ学部：理工学部

理工学部が就職率がいいです。有名大学でしかいけないと思うようなところにも就職しています。また、優秀な指導教員のもと、自分で考えて研究活動を進めることができます。学会発表もありとても勉強になるのでおすすめです。

龍谷大学に通って良かった？

はじめは大学のレベルも高いとは言えないし、ふつうの企業に行くのかなと考えていましたが、学生の中にはかなりレベルの高い人もいますし、大学院生までいくと大企業の研究開発職に就く方もいます。レベルの高い研究室に入ることができれば、先生の人脈でいい企業の人がゼミに説明会をしに来てくれます。同じようなレベルの大学でこういったことはなかなかないと思うので、個人的にはとてもいい大学だと思っています。また、教員免許も取得したのですが、サポートがしっかりしていました。対策講座を実際に受けてとてもためになりました。教職センターというところでは、元教員で校長まで勤めたことのある方が先生をやっていて、現場を熟知していますし、県の教員採用担当もやったことがあるそうなので、とても勉強になります。