東京都市大学の評判・口コミ【工学部編】

東京都市大学の特徴

東京都市大学ではクウォーター制を導入しており、短期間で同じ講義を多く受けるためその講義の定着が早いです。また年に4回、クウォーターごとにテストが実施されるためテスト勉強がしやすく単位も取りやすい印象があります。しかし同じ講義が週に2回あるため、レポートの期限が早い場合もあります。(1週間後が期限とされる場合の方が多いです。)また授業時間は100分で1つ1つの講義でより多くのことを学ぶことができます。

満足していること：進路・就職

就職に対する指導はとても厚く、キャリアガイダンスだけではなくインターンシップガイダンス、海外インターンシップガイダンス、公務員ガイダンスなど様々なガイダンスを行っています。また学科の教授によるアドバイジングでは授業の取り方はもちろん、資格や就職に向けた勉強の仕方なども教えてもらえます。アドバイジング以外の時間帯でも、アポイントさえ取れば教授または先輩と、進路に関する話をすることが可能です。授業では実際に職場を訪問し自分が就くであろう業界のことを知ることができ、就職に対する意識も高まります。

満足していること②：キャンパスの環境

東京都市大学は旧武蔵工業大学時代の教室を使っていることが多く、建物自体が古いものが多いですが、最近建物の耐震性やキャンパスの統合を理由に新しい教室棟が建てられ始めました。1年生が頻繁に使う、普通教室が多くある1号館は2013年に竣工されたばかりですし、研究室が多く入る予定の新6号館も建設が進んでいます。また図書館には27万冊の本が保管されているだけではなく、学習サポートを行うスペースや会議を行うスペースなど図書以外の面も充実しています。

不満に感じていること：キャンパスの立地

工学部、知識工学部のある世田谷キャンパスは最寄り駅の大井町線尾山台駅から徒歩15分の場所にあり、また勾配のきつい坂があるため、通学時は少し足が疲れます。また踏切や環状八号線による待ち時間が多く、電車が遅延すると授業に遅刻することは少なくありません。また通学路の道幅が狭く、また周辺は住宅街なので通勤の人もおり、常に人で溢れかえっています。二子玉川駅や田園調布駅からバスでキャンパスに向かうことも可能ですが、バス停もキャンパスから少し離れているのでアクセスしにくいです。

不満に感じていること②：授業

教授によっては、学生が喋っていてもお構いなしに講義を進める人もいます。授業の妨げになる場合は注意してほしいなと思っています。また休講の連絡が来ない場合や、来ても直前の場合があるので改善してほしいです。そして1番気になることは、出席管理システムで出席を把握することです。教室に付いているカードリーダーに学生証をかざすのではなく、スマホから出席を送信するため、それだけで講義の時間が5～10分割かれることがあります。せっかく100分の講義時間があるのにもったいないです。

東京都市大学のおすすめ学部：都市工学科

公務員への就職率が高いです。またJABEE認定学科ですので、実務に直結する資格が取りやすいです。また教授が親切ですので、進路に関する相談をしたり就職に対する不安を取り除いてくれたりします。

東京都市大学に通って良かった？

私の学科は特に就職支援が厚く、公務員の過去問やSPI対策のためのテキストを研究室で入手することができます。キャリア支援センターの方も優しく、インターンや就職に関する情報を教えてくれます。また都市工学科はJABEE認定学科なので必要な単位を取り卒業するだけで、技術士補や測量士補の資格を得ることができます。また各分野の権威である先生の授業や、就職後の仕事に直結した講義を受けることが多く自信がつきます。大学院に進学するとそれらを活かし、学会などで論文発表をすることも多いようです。