活水女子大学の評判・口コミ【音楽学部編】

志望理由

活水女子大学の附属学校である活水高校に在学していたため、慣れ親しんだ環境で落ち着いて勉強をするために選択しました。私が高校時代に在学していたのは音楽を専門的に学べるコースであり、年に数回大学の教授による特別授業や個人レッスンを受ける機会がありました。その為、どのような環境であるのかある程度把握しており、安心感があったのも理由の一つです。また、少人数の学校でありながら全国的に活躍する先輩方も在籍されている上に、地方の大学であるからこそ将来地元で音楽を仕事にするために大切な人脈作りにも適していると考えたため進学しました。

大学で勉強していること

私が在学している学部は西洋音楽を基礎とした楽器の技術向上を目指す学部です。それぞれが専門の楽器を専攻し、週に1度の個人レッスンを主に、音楽理論や音楽史など、音楽をあらゆる角度から学んでいきます。専攻のレッスンだけではなく、幅広い分野の音楽を理解するために、副科レッスンや異なる専攻生とのアンサンブルを通じて様々な音楽を学んでいきます。総合大学であるので音楽だけではなく英語や文学などの学科もあるため、教養は専門性が高い上に幅広い分野を学ぶことができます。また、女子大学であるため女性としてのキャリアについて学ぶ機会が多く、就職活動も手厚いサポートの中で行うことができます。

満足していること：手厚いサポートがある

どの学部学科も少人数で構成されているため、先生方との距離が近く、一つ一つの学びを確実に得ることができます。大きな大学とは異なりそれぞれの授業が少人数で先生も生徒の顔が見える範囲での授業ばかりであるため、お互いのリアクションが分かりやすい授業になっています。距離が近いため誰が欠席しているのかも分かりやすく、単位取得のみを目的とする学生は少なく、それぞれが目標に向かって熱心に学習出来る環境が整っています。

不満に感じていること：Wi-Fi環境が整っていない

とても歴史のある学校であるため、一般的な私立大学より設備が間に合っていないところが多々あります。中でもWi-Fi環境は整っていないので、レポートや調べ物をするときに不便に思うことがあります。0休憩や交流が出来る「学生ホール」という場所にはWi-Fiがありますが、勉強でネットを利用したいと思っても、休憩で友人との会話で盛り上がる学生もいるため集中できません。図書館で取り組みたいところですが、図書館も安定したWi-Fiがないので作業できません。2020年以降Wi-Fi環境を整備するとの情報が一部ありますが、入学直後にも同じような情報があったので定かではありません。

活水女子大学のおすすめ学部：音楽学部

関東にあるような有名音楽大学ではありませんが、九州で音楽を学ぶなら活水女子大学が適していると思います。九州出身の学生が多いため、卒業後も卒業生同士で音楽活動をしている先輩方がたくさん居ます。卒業後もOGの出演依頼も多くあるので、九州や長崎で音楽活動をしたいと考えている方にはお勧めです。

活水女子大学に通って良かった？

学部のカリキュラム的には他の大学に比べると忙しい時間割ではありますが、その分充実した大学生活を送ることができます。また、総合大学であるため、様々な分野を学ぶ先生や友人と出会うことが出来るので、音楽大学よりも開けた環境があります。そのため音楽以外の情報も得ることができ、将来の選択肢を幅広く持つことができると思います。何より県内の大学の中では一番立地条件が良く、買い物ができる場所も多く、観光地も徒歩圏内なので生活には不自由がありません。