長野大学の評判・口コミ【環境ツーリズム学部編】

志望理由

年々廃れているのが目に見えて分かる地元の商店街を活性させたいと、高校時代から商店街の活性化、併せて地域活性化に興味がありました。そのため、地元商店街での状況調査や研究を独自に行っていたのですが、その際インタビューでたまたま話を聞いていた味噌屋さんにこういった活動を学びとして行っている大学があると教えてもらいました。それが今の私が通っている大学です。この大学には地域活性などの地域ビジネスの他に観光や環境分野が合わさった学部があり、自分の興味がある分野＋学んでみたい分野があったため自分に合っていると思い志望しました。

大学で勉強していること

現在1年生なので一般教養の科目が多いですが、地域にフォーカスした観光分野を学んでいます。地域の現状や問題点を挙げる所からはじめ、地域活性化の先行事例として日本各地の成功例を元に自分ならばどういった取り組みを行うのか、また地域にとってはどのような取り組みがベストなのか、双方の意見を汲み取りながら実際にシュミレーションとして案を作ってみる体験をします。双方の意見をどこまで汲み取るのかなど難しい点はありますが、フィールドワークに行って自分の肌で地域を体感しながら実践的な学びを行えていて楽しいです。

満足していること：講義がユニーク

最近は公立化したために学生の質や学校の雰囲気が変わりましたが、私立だった時同様良い意味で癖の強い授業がほとんどです。抽象的な議題で講義を進めるのではなくピンポイントで学ぶため、一見単調でマニアックに見えがちですが、そのマニアックな分野が他の物事と繋がっているため他分野への意欲も出てきます。専門知識も多く用いられるために地域の方が一緒に授業を受けて質問に来る機会も多くあります。基本的に少人数講義なので聞きやすい、接しやすい、理解しやすいというのも利点だと思います。

不満に感じていること：留学制度が整っていない

本学には留学制度という名の交換留学生制度があります。中国や韓国の大学と提携しており、一学年につき数人その大学と本学の学生を交換し一年間留学する制度があります。しかし、他大学だと留学がカリキュラムになっており、全員留学に行ける制度やアメリカ・ヨーロッパ圈に行ける制度も整っており正直羨ましいです。本学は留学に行ける学生は通常授業とはまた別にある特別コースに入っている数人で、しかも選べる国は中国と韓国のみです。期間も一年と長いため、留学する場合は留年せざるを得ず諦める人も多いです。また、支援やサイクル設備も余り充実していないため、この点に対してはとても不満に思っています。学生が気軽に留学に行けるシステムや支援はあって欲しいです。

長野大学のおすすめ学部：社会福祉学部

この学部は主に福祉を学ぶのですが、本学が一番力を入れている学部かつサポートが一番厚い学部です。実習やレポートなどやることは他学部より圧倒的に多いですが、先生が熱心なのと地域がすごく力になってくれるので福祉を学ぶ人にはおすすめかなと思います。

長野大学に通って良かった？

少人数の田舎の大学が良かったため本学を選びましたが、今となっては少し後悔しています。森を所有している大学で緑に囲まれているため過ごしやすいのは確かです。しかし、周りには遊ぶ場所も若者が集う場所も無いため都市部の大学に比べると大学生活を楽しんでいる感じはありません。静かすぎて自分が1日なにかやった感覚もないため、少し不満で悩みでもあります。あとは少人数なため、私の学部には女子が40人しかいません。他学部との交流も滅多にないため高校時代の5分の1しかいないのは寂しいし、合う合わないもあり友達は多く作れません。