釧路公立大学の評判・口コミ【経済学部編】

志望理由

高校時代、学力や当時の自分の家庭の経済状況を見て、道内の国公立大学を受験することは決めていましたが、どこへするかは決めていませんでした。そのとき進路担当の教員に勧められたのがこの大学でした。他にも候補がありましたが、センター試験の結果や二次試験の日程を見てこちらの大学へ進学することにきました。また、高校時代には漠然と教員を目指していたので、教員養成課程のある大学であることも条件として当てはまっていました。

大学で勉強していること

低学年では主に経営学を学びました。簿記やマネジメントを主にして教員課程も受けていたので、ボランティアや教育法、教育心理学なども学びました。高学年では、私のゼミは地域経済についてでしたので、そちらについて多く学習しました。教授が書いた論文の要約や卒論に向けてのプレゼン内容の精査をしました。これ以外には1年生の時に受けた哲学の授業が印象に残っており、教授が面白くて内容も興味があるものでした。

満足していること：学生運営のカフェがある

学生運営のカフェは北海道内でも珍しく、この大学の目玉となる存在の一つだと思います。こちらは学生食堂内にあります。創立はまだ3年ほどで、学生団体が運営をしています。実は私も創立時メンバーです。当時は認知度も低く、『どうやってお客さんを呼ぶか？』ということで、カフェ主催の演奏会を開いたり、新メニュー・期間限定メニューなどを多数開発しました。学生だけではなく教授や一般の方にも気軽に来店することができること、値段もお手頃なところも魅力だと感じます。

不満に感じていること：留年率が比較的高い

2年生から3年生に上がる時に進級要件があり、これは普通に大学へ通っていれば1年生でほとんど満たせるものなのですが、それでも進級できない方が結構います。また、卒業要件も低く設定されているように感じましたが、卒業できない・留年する方が毎年いらしゃいます。現状、私の友人もほとんどは一緒に卒業できましたが、一部4年生に上がる時点で留年が決定していたり、卒業できなかったりしています。真面目に学校へ行っている人は大丈夫だと思いますが、周りのモチベーションに釣られる人はこのような環境はあまりよくないと感じました。

釧路公立大学のおすすめ学部：経済学部 経済学科

私が通っていたのは経営学科ですが、教員養成課程を組み込むなら、経済学科の方が効率良く単位を取れて時間割も組みやすいと感じました。また、経済学科の方が経営学科よりも学科人数が多いので、友人と一緒に授業を受けたいという方も経済学科をお勧めします。

釧路公立大学に通って良かった？

大学時代にしかできないことをたくさんできたと思うからです。例えはバイトや旅行です。バイトは先頭で働き、現在の接客に生かせるようなコミュニケーション能力を身につけることができました。旅行については、社会人になると長い休みを取ることが難しいと感じますが、大学では自分でカリキュラムを組み立てることができるので、空き時間を使って長期旅行へ行くことができました。私は、東京・大阪をはじめ、九州や東北へ1週間以上旅行へ行き、現地の方と仲良くなって現在も関係が続いていたりします。自分で自由な時間を作り、勉学と遊びを両立できることも大学で学べてよかったと感じる点です。