広島文化学園大学の評判・口コミ【学芸学部編】

志望理由

音楽療法の資格が取得できるところに大変魅力を感じました。高校生の時から仕事をするのであれば音楽関連の仕事をしたいと考えており、その中でも音楽療法士という仕事に大変興味を持っていました。もし大学で受験するのであれば音楽療法の資格を取得できる学校でと探したところ、広島文化学園大学学芸学部音楽学科が該当しました。この大学は音楽療法の資格ではなく、中学・高校の音楽教諭の資格や幼稚園教諭の資格も同時に取得できること、選択授業で海外語学や心理学、体育などの授業があって学生が自分好みに授業を自由に選ぶことができます。私は結局、音楽療法の資格のみの取得で卒業しましたが、教育や心理学関連の授業も受けることができたので大変勉強になりました。

大学で勉強していること

私が勉強した内容は楽器、音楽療法、心理学などの教養の大きく分けて3つに分けられます。楽器は大体の音楽大学では前期・後期末に実技試験があります。その実技試験に合格し、卒業必須単位をもらうために練習曲や実際の曲を通して勉強をしていました。音楽療法は1,2年で基礎的な内容の座学を中心に、3年では未就学児を対象に通園施設で4年では高齢者施設で実際の現場に赴き、それぞれ1年間実習を行いました。心理学などの教養は音楽療法の資格取得の必須項目だったということもあり、選択しているものが多いです。発達心理学・医学論・コードスタディなどを勉強しました。

満足していること：授業料が安い

音楽系の大学は基本的に授業が半年で100万円以上必要な大学が多いことで有名です。しかし、広島文化学園大学では授業料が一年間で120万円と他の大学に比べてかなりリーズナブルです。また、特待生で入学できれば補助金、年間の成績優秀者であれば翌期には授業料半額免除になるなどの制度があります。120万でも学費が高いと思われる方が多いと思いますが、音楽系の大学でこれほどリーズナブルな値段で学問を学べることのできる大学は個人的にはないと思います。

不満に感じていること：教室の移動が大変

キャンパスは広島県内に点在しているのですが、その中でも長束にあるキャンパスは広島文化学園大学の前進でもある短期女子大学時代からの建物が多いです。加えて、棟を増築する形で建てられているので、棟から棟への移動は基本的に外回廊で渡り廊下になります。見晴らしは良いのですが、雨の日には廊下がとても滑りやすいです。加えて、エレベーターが本館に1基しかないため、他の棟では階段の移動です。授業の教室もバラバラなので移動が大変です。

広島文化学園大学のおすすめ学部：学芸学部

学芸学部にはこども学科と音楽学科の2つの学科があります。どちらも同じキャンパス内にあり、合同の授業をいくつか存在するため、他学科の学生と交流によってこども学科がどんなことを勉強しているかなどを知ることができます。内容があまり重複しない学科同士での交流は他の大学ではあまり見られない光景ではないかなと思います。

広島文化学園大学に通って良かった？

フレンドリーな先生が多く、悩み事や相談など色々な話を気軽にできるからです。特に音楽学科は非常勤講師の先生方が多く、学生と生徒との距離が近かったと思います。生々しい話になりますが、先生と仲良くしていると演奏会の話などもあり、活躍の場を広げられるチャンスが訪れたりもします。また、非常勤講師の先生方は実際に音楽を生業にされている方々なので、卒業後の将来像を持てるかと思います。何よりもこの大学でしか学べないことがたくさんあったことがこの大学に通って良かったと思います。