龍谷大学の評判・口コミ【理工学部編】

龍谷大学の特徴

学生への配慮が大きいです。具体的に1つ目は授業の開始時刻です。自分が通っている理工学部のある瀬田学舎は滋賀県にあります。京都や大阪など少し遠い地方から通う場合に通学時間や起床時間が問題になると思います。ですが龍谷大学瀬田学舎の1限開始時刻は9時20分と一般的な大学より遅めに設定されています。なので少し遠い地方からも通学できるよう配慮されています。2つ目は各教務課の対応です。授業の履修や就職活動等、分からないことがあれば丁寧に説明してくださいます。私立大学ということもあるかもしれませんが就職活動については色々な講習・個別面談等を行っていただき、とても励みになりました。また、進捗状況を逐一交換し、うまく行っていないときは声をかけていただきました。そういった面でも学生への配慮が大きくなされていると感じました。

満足していること：ゼミ・研究室

非常に自由な方針のもとで研究をやらせていただきました。大学は学生証があれば運営時間外でも入ることができるので好きなタイミングで研究を行えたのが1番の満足している理由です。自分の場合、研究室を移動するという出来事があったのですが双方の研究室の教授の方は快く快諾してくださいました。そういった縛りがなく、研究に集中できるというところも満足した点です。学会や聴講など、僅かながらですが補助金がでるのでそういった面でも良かったと思います。

満足していること②：授業

理系ともなれば学問の内容も難しくなり、1人で学ぶには大変難しくなってくると思います。大学では各教授がスライドやホワイトボードを使い、わかりやすく説明してくださった事が1番の理由です、教材の選択も良かったと思います。ただ、数式や方法を学ぶだけでなくこの内容はどういったところに活かされているのか等、実際にどう役立つのかという意味・理由を付けて授業を聞けたことも大きな満足点だと思います。そのまま、学んだことを研究に活かせたといった事もあったので授業については満足しています。

不満に感じていること：キャンパスの立地

交通の便が悪いです。龍谷大学と聞くと京都府にある大学と思われる方が多いと思いますが、理工学部がある瀬田学舎はJR瀬田駅よりバスで15分程度（徒歩30分～）の場所に立地しています。瀬田駅は快速までしか停車せず、バスもスクールバスではないため本数もそれほど多くはありません。なので時間帯によってはかなりの行列になります。また、スクールバスではないため片道230円、往復で460円と結構な交通費になります（回数券は大学に売っています）。雨の日には本数を増やすなどの融通は利かないようです。瀬田駅からバスで通う方と自転車・原付で通う方がいますが、割合的には半々ぐらいだと思います。

不満に感じていること②：学費

私立大学ということで仕方のないことかもしれないですがやはり、学費が高いということが不満の理由として挙がります。理系であれば年間120万円前後です。奨学金制度等は存在しますが貸与制のものが殆どで、学業優秀者等への授業料免除といったそういう制度がないのも大きかったかもしれません。コンビニができたりカフェができたり、トレイがきれいだったりと学生に配慮できているということは確かに感じ取れる場面もありますが、もう少し安くならないかと感じました。

龍谷大学のおすすめ学部：理工学部

将来、役に立つ技術やモノを開発するといった大きな夢があるといえばやはり理工学部だと思います。理工学部とざっくりしたように聞こえる方も、そうでない方もいらっしゃるとは思いますが情報や機械、物質など多岐にわたります。自分で未知のものを創造していくというのはとても魅力的だと感じています。

龍谷大学に通って良かった？

自分が大学に通って思ったことは自分自身で行動するということです。大学の環境やネームバリュー等で何かをいうというのも正しいのかもしれませんが、自分はどこの大学へ行っても自分がそこで何をするかということがとても大切だと感じました。いくら環境の良い大学に通っても自ら努力しなければ自分自身の状況は何も変わりません。何かをするにあたって環境というものに大きく左右されるかもしれませんが、まずは自分で考えて行動するということが1番重要だと感じ取った大学生活でした。