順天堂大学の評判・口コミ【国際教養学部編】

志望理由

一般後期で受けました。試験科目が私が得意な英語だけだったので気軽な気持ちで受けに行ったら学費全額免除で合格したのでここに決めました。試験内容は本当に簡単で、ある程度英語ができる人なら誰でも受かるようなものかなと思いました。それ以外には特にここを選んだ理由はなかったのですが、ホームページを見て魅力的だなと思ったのが医療系の大学で、国際教養学部でも医療に関わる仕事が将来できることでした。卒業後の進路は医療通訳やWHOの職員などが書いてあった気がします。

大学で勉強していること

英語、第二外国語、一般教養などを学んでいます。英語は特に重きを置いていたようで、オリエンテーションで受けた英語試験の成績で細かくクラス分けされていました。私は一番上のクラスで人数は10人ほどでした。ネイティブの先生と日本人の先生二人が交代しながら授業をしていました。内容はTOEFL対策と英語でのプレゼンテーションなど実用的な内容でした。第二外国語は私は中国語を選びました。応募者が多数いたので、オリエンテーションの際に提出した中国語を学びたい理由を書いた内容をもとに抽選が行われたようです。中国語は一番初歩的なことから始まり、ネイティブの先生と日本人の先生が交代で授業をしていました。特に難しいわけではなく楽しい内容でした。一般教養はSDGsやプレゼンテーションの方法などです。様々な学部の教授の方々が授業をしに来てくれました。池上彰さんも何度か授業をしてくれました。

満足していること：先生と生徒の仲がいい

施設内の先生方のオフィスがあるフロアは誰でも自由に立ち寄れます。同じフロア内にはテーブルやソファなどが置いてあり、学生は自由に過ごせる空間でした。先生方のオフィスも開放的で誰でも先生とお喋りできるような空間でした。話しかければ授業に関係がない話でもいつでも話してくれました。英語を上達させたい！という学生はネイティブの先生方を頻繁に訪問してコミュニケーション能力を磨いていました。いくら国際的といっても授業だけでは十分にコミュニケーションの練習ができないと思うのですが、順天堂では授業外の時間を使って先生方とコミュニケーションをとることにより、一般的な英語能力を身につけることができます。

不満に感じていること：レベルが低い

学部として学生の英語レベルの底上げにとても力を入れています。そのため、英語の授業時間がとても多かったのですが、先生方の英語のレベルが低くて私が教えた方がいいのではないかと思うこともありました。プレゼンテーションの際は「何を言っているかわからない」と言われました。高校の授業でのプレゼンは常に良い成績をキープしていました。さらに授業中のディスカッションなどで私が積極的に発言すると「あなたは英語ができるからそんなに発言しなくていい。他の生徒にチャンスをあげて」と言われました。そう言われると萎縮してしまってあまり楽しいとは思えません。この授業が将来役に立つとは思えなくなりました。

順天堂大学のおすすめ学部：医学部

順天堂大学は医学部がとても有名だからです。他の学部の学費が高い理由は医学部の学費が安いのでそれを補うためだと聞いたことがあります。医学部は施設も綺麗です。国際教養学部は医学部の赤字を補うために設立されたとも言われていました。

順天堂大学に通って良かった？

元々入学した理由が学費が全額免除で無料で大学に通えてラッキーという不純な理由だったため、あまり勉強に身が入りませんでした。英語の授業のレベルが低すぎることと、他の英語以外の授業でも英語に重きを置いていたため、英語がネイティブの私はあまり役に立つと思えませんでした。第二外国語として学んだ中国語を生かして今は中国の大学に留学しています。順天堂大学にいた経験が全く役に立たなかったとは言えませんが、あまり役に立ったとは思いません。