和歌山大学の評判・口コミ【観光学部編】

志望理由

幼い頃から人間の心理について興味があったことと、高校時代に服飾を勉強したことから日本文化について興味を持ったことからその２つを学べる学部を探したところ、和歌山大学観光学部で学べそうだと感じて選びました。他大学の社会学部や観光学部でも日本文化や観光における心理の変化などを勉強することは出来そうでしたが、学費の面と和歌山大学の観光学部は就職の際に業界に偏りがないことから魅力を感じ、受験に至りました。

大学で勉強していること

一年生の必修科目に日本文化演習という授業があり、茶道、華道、浴衣の着付けを演習として学ぶことができます。また、文化、経営、地域再生の3つを軸に学部では授業が展開されており、私は特に経営、文化を中心に学んできました。日本における観光の実情だけでなく海外の例や経営学、観光史といった理論的な部分を多く学ぶことができます。観光業に従事するために必要な知識というよりかは、観光と関わる全てのものに対する知識を学んだという形です。

満足していること：設備が綺麗

他の学部棟に入ったことはないのですが、観光棟は最近建てられたので非常に綺麗です。また、図書館の増築や各施設のトイレは改修されており、女性にとって嬉しい音姫がついていたりします。増築された図書館には勉強スペースの他、学習スペースが数部屋あるので、部活のミーティングやそれぞれのプロジェクトで気軽に利用することができます。さらに主に教養科目の授業が行われる部屋の椅子・机が綺麗なので、講義を集中して聞くことができます。

不満に感じていること：自然豊か

山の上にあるため、歩きや自転車で通学されている人には非常にきつい坂道が続きます。和歌山大学前駅という駅からも20分程かかり、その道の途中で猪が出ることがあります。グラウンドにおいても猪や毛虫、百足といった危険な生物が頻繁に出没しており、大学からも猪についてはよく注意喚起のメールが届きます。裏坂と呼ばれる坂は特に森のような状態になっているため、猪や虫、不審者の出没もあります。夜遅くの下校には注意が必要な点に不満を感じます。

和歌山大学のおすすめ学部：観光学部

地域インターンシップや英語のみの授業、海外インターンシップなど実践的に学べる機会が他学部に比べて多いことがおすすめの一つです。また、観光学部ということで旅好きの人も多く、よく大学の友人と旅行に行っている子が多いです。行動範囲を広げられるきっかけにもなり、非常におすすめできる学部だと思います。

和歌山大学に通って良かった？

4つしか学部がなく、学生数も多くないため、顔見知りから友人になることが多いです。特に観光学部は1学年の人数が120人前後であるため、知らない人の方が少ない状況です。さらに、全国各地から、中には留学生もいるため、学部外の人でも部活動やサークルを通して知り合うことができます。そこから友人の地元を好きになって山奥の古民家で暮らし始めた先輩もいるので、様々な地域を知るきっかけが他大学に比べて多くある点は和歌山大学に通って良かったと思います。