滋賀医科大学の評判・口コミ【医学部編】

志望理由

医学部志望で自宅から通学できる範囲の大学を探していました。医学部は絶対条件で、そこから関西地域の医学部を探したところ、推薦制度があって卒業後の進路に制限がないコースがあることを知って受験しました。推薦は12月頃だったので他大学の併願も容易です。2月頃に合否が発表され、運良く合格をいただくことができ、今に至ります。

大学で勉強していること

1回生ではほとんどが教養科目で、英語や生物・物理・化学から地理まで幅広く勉強しました。それに加えて、医学概論や基礎人体構造学といった少し医学に関連したことも並行して学びます。2回生からは本格的に解剖実習が始まり、人体の構造を中心にかなりの量の勉強をしています。他には英語や化学も学んでいます。夏休みには1週間程度の病院実習を行います。

満足していること：施設が充実している

解剖実習を行う教室はかなり新しく設備が充実しているようです。解剖台が下から上に空気を循環させることで匂いが軽減され、快適に実習が行えました。また、今年から新しく講義室ができたので、綺麗な教室で講義を受けることができます。ラウンジという自習スペースもあり、落ち着いて学習する環境も整っています。附属病院も隣にあるので定期的に実習に行かせてもらうこともでき、医師や看護師、医療従事者とその患者さんをとても身近に感じることができます。

不満に感じていること：コロナ対策

コロナ禍である昨年前期はさすがに全てオンライン形式の授業でした。しかし、講義の配信もなく、レジュメと課題だけの科目も多かったです。後期から対面授業が再開されましたが、コロナ対策は万全とはいえない状況だったと感じています。消毒液や体温計もほとんど設置されず、附属病院をもつ医学科としてはもう少し対策はできたのではないかと感じました。消毒液はひとつ置いてあるだけで、体温計はありませんでした。今は何とか実習が行えていますが、もっと学生を安心して通学させる方法はあっただろうと感じています。

滋賀医科大学のおすすめ学部：医学部 医学科

単科大学ですので医学科か看護学科しかないのですが、同じように国家試験に向けて膨大な勉強量を積まねばならないようですので、それならば将来の年収なんかを考えると医学科の方がお買い得な気がしています。4年制か6年制かの違い、男女比を鑑みて選択するのがよいと思います。

滋賀医科大学に通って良かった？

私は医学部に入り、医師となることが目標であったため、今の大学に入学することが出来てよかったと思っています。また、JRで通学出来るのも良いです。他の関西近辺の医学部は通学がかなり不便な場所にありますので、JRが利用しやすい地域に住んでいる人にはおすすめの大学だと思います。