長浜バイオ大学の評判・口コミ【アニマルバイオサイエンス学科編】

志望理由

高校の文理選択時、生き物が好きで科学に興味があったのでなんとなく理系を選びました。しかし、今後の進路を考えた時に自分のやりたいことやなりたい職業が全く見えず、高校卒業後もどうしたいか分かりませんでした。一応は進学を考えていて、生物系の勉強ができる学校に行こうと大学や専門学校を探していたところ、母が長浜バイオ大学を見つけてきました。生物系の単科大学で、生物学を中心として医学や化学、情報科学などの幅広い分野の勉強ができるところに魅力を感じました。幅広く勉強すれば自分のやりたいことが見つかるかもしれないと思い、入学しました。

大学で勉強していること

大学では生命科学を学び、私の学科の実習では細菌やプラナリア、メダカ、カエル、マウスなど、植物以外の生物や細胞を用いた実験を行っていました。座学でも主に細菌や動物について勉強することが多く、植物はあまり勉強しませんでしたが、講義はあったので自分の単位の取り方次第では受けられると思います。4年生になると動物生理学の研究室に入り、マウスを用いた研究をしていました。

満足していること：実験が多い

生物系実験を行う実習が1年生から3年生まであり、4年生になると卒業研究に取りかかります。これはバイオ大の特徴でもあると思います。細胞や細菌などを用いた実験から動物を用いた実験まで、3年間を通じて様々な実験を経験してたくさんの生き物に触れることができました。座学だけでなく実際に自分でやる機会が多かったことで、知識も身に付けやすかったなと感じます。「一度でもやったことがある」という経験だけでも就活でアピールポイントになることがありました。

不満に感じていること：交通の便が悪い

バイオ大は琵琶湖のすぐ側にあり、冬になると雪も結構降ります。大学の周りが自然豊かだったことは個人的に好きなポイントではあるのですが、その反面、交通の便は良くありません。大学のすぐ近くにJR琵琶湖線が1本通っているだけで、電車も30分に1本くらいしか来ません。近くにはバス停もなく、琵琶湖線が止まると完全に足止めされてしまいます。冬は雪で電車が止まってしまうこともよくあったのでとても困りました。私は研究室の先生や先輩に新幹線が止まる米原駅まで車で乗せていただき、何とか帰っていました。

長浜バイオ大学のおすすめ学部：フロンティアバイオサイエンス学科

私が入学後に新しくできた学科です。他の学科は医学分野や動物分野に偏っていたのですが、フロンティアバイオサイエンス学科は食農や生命工学、情報科学など、幅広い分野に触れられる印象があります。バイオ大では創立時からコンピューター系の講義やコースがあり、卒業生の中には製薬系や食品系だけでなく、IT系にプログラマーやエンジニアとして就職する方もいます。

長浜バイオ大学に通って良かった？

充実した施設でたくさん実験をして自分の興味ある学問について深く学ぶことができたと感じているので、バイオ大に行って良かったなと思っています。高校時代は勉強が嫌いだったのですが、大学で自分の好きな生命科学を学ぶうちに、分かることやできることが増えることに楽しさや嬉しさを感じ、勉強に対して前向きになりました。課題のレポートなどはやはり大変でしたが、バイオ大での学びや経験は自分にとってプラスになったと思います。