北海道大学の評判・口コミ【水産学部編】

志望理由

自宅から通える範囲ということと、学費の関係から国立大学を選択しました。道内での知名度が高く、就職にも有利だと考えたので北海道大学にしました。水産学部を選んだ理由は、自分のやりたい分野がいまいち定まっていなかったからです。水産学部では水圏に関することなら物理、化学、生物、地学の各分野の他、経済学など幅広い分野を扱っています。本格的に専攻を決めるのは4年生になる時なので、学びながら興味のあることを見つけようと思いました。

大学で勉強していること

海に関する様々な分野について学びました。生物系科目では魚類の分類体系や生態学を学びました。物理系は波の物理学や流体力学などを扱いました。化学系は水産物に含まれる成分の組成について勉強しました。地学系は気象学や海底地形について学びました。その他、国内外の水産経済や水産に関する法律についての勉強もしました。

満足していること：自然が豊か

キャンパスの北部には『中央ローン』という場所があります。芝生があって、木が生えていて、小川が流れていて、ちょっとした公園のようになっています。子供連れで遊びに来たり、散歩をする方もいます。学内には農場もあるので、牛や羊が放牧されているのを見ることができます。1年生が授業に使う建物の裏には森のような場所があり、植物や昆虫などの観察に適しています。その他、イチョウ並木やエルム並木があり、観光スポットにもなっています。

不満に感じていること：観光客が多い

キャンパス自体が道内でも有名な観光地になっているため、観光客を含めて学外から来る人が多いです。キャンパス内の道路のど真ん中で写真を撮っていたり、歩道で立ち止まっていたりして少し邪魔だなと感じることがあります。自転車移動だとかなり危険を感じます。また、食堂はお昼の時間帯は本来は学生優先なのですが、それを無視して利用する一般客の人がいるので食堂がとても混雑します。時間的に昼食をとるのがギリギリになってしまうこともあります。

北海道大学のおすすめ学部：水産学部

水圏を対象として生物系、物理系、化学系、地学系、経済など学内一幅広い分野を扱っている学部だと思います。同じ学科でも扱う分野が複数あるので、一つだけでなく複数の分野を扱ってみたい人、まだ扱いたい分野を1つに絞れない人にはおすすめです。

北海道大学に通って良かった？

全国各地から入学者が集まり、留学生も多く、浪人している人も多いです。そのため、様々なバックグラウンドを持った人と話す機会があることがいいと思います。また、1年次は学部関係なくクラス分けされ、そのクラスで授業を受けたり、大学祭などの各種イベントに参加したりします。他の学部の人とのコネクションができたので良かったと思います。