神戸芸術工科大学の評判・口コミ【芸術工学部編】

志望理由

子供の頃から絵を描く事が好きだったので、絵やデザインについて学べる大学に進学したいと思いました。一人暮らしは生活の負担が大きく、学業に身が入らないと考え、実家から近い芸術・デザインの学校を探したところ、この神戸芸術工科大学に行きつきました。AO入試で合格し、入学後も入試の際に同じグループにいた同期と特によく一緒に行動しています。

大学で勉強していること

物語の作り方、世界観の作り方、作画についてなどを学びました。一回生のうちは座学が多いですが、二回生以降は作品制作が増えていきました。漫画家としてデビューするにも、就職活動のためにポートフォリオを作るにも、在学中に作品をたくさん作ることが重要だと思います。他にも、基礎科目として英語、韓国語、人文地理学、文化人類学、法学、民俗学などを学びました。

満足していること：漫画家としてのデビューしやすい

後期の期末に出張持ち込みや編集部説明会があり、多数の出版社の編集部の方々に作品を見ていただける機会があります。最近は漫画誌に限らずweb媒体での掲載も多く、商業として漫画を発表できる場が増えているため、在学中に担当がついたり、デビューする学生もとても多いです。持ち込みだけでなく賞への参加にも積極的です。先生方は学生一人ひとりと向き合い、毎週の面談で作品の改善点や進捗の確認などを行なってくださるため、持ち込みや賞に向けて無理なく作品制作に励むことができます。

不満に感じていること：ポータルサイトの使い勝手が悪い

学生は『KDUポータル』というサイトを使ってお知らせなどの確認をするのですが、このポータルの使い勝手がとても悪いです。お知らせに添付されている資料はスマホからでは開けなかったり、Chromeのブラウザでデスクトップ版サイト表示をするか、パソコンからアクセスしなければ課題のダウンロードや提出のためのページにアクセスできなかったりします。コロナ禍でほとんどの講義がオンライン授業になって以来、このポータルサイトを利用する必要性がとても高まりましたが、不便な点はほとんど改善されていません。

神戸芸術工科大学のおすすめ学部：まんが表現学科

一学年約40人ほどの少数の学生が在籍しています。三回生からはさらに3つのコースに分かれます。そのため、先生方は一人ひとりにしっかり対応することができ、作品に関することから進路相談まで色々なことに親身になって応じてくださいます。

神戸芸術工科大学に通って良かった？

基礎科目では芸術工科大学での講義であることに合わせて、その学問の芸術やデザインとの関連する部分を取り上げてくださる先生が多いです。そのため、一見あまり芸術やデザインとは関係ない科目でも「とりあえず単位のために取っただけ」というのではなく、今後の作品に活かしたり創作活動を行うことに役立つ知識を得ることができました。