摂南大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

薬剤師に興味があったからです。昔から植物や鉱物などが好きで、医療にも興味がありました。2つを合わせて考えた時に薬学部が浮上しました。実際、生薬学や薬物治療学など複数の科目で興味のある分野の話が詳しく学べた為、とても満足しています。受験は問題なく通りました。学費が安い私立が関西では摂南大学だったので、ここに絞って受験しました。

大学で勉強していること

薬学から人体の構造、免疫反応、製剤学など他の分野と比較しても多岐にわたると思います。感染症学や症候学、公衆衛生学など、今の新型コロナウイルス感染症に関することもしっかり学んできたので、色々と安心できました。薬物治療学や薬理学はそのまま実務にも繋がるので、最も重要でした。その他基礎系の科目（物化生）や実務系の科目、演習、実験も多かったです。

満足していること：演習の多さとアクティブラーニング

私の入学した前後からアクティブラーニングが盛んになり、どの分野・科目でも多数のディスカッション科目が取り入れられていました。新型コロナウイルス感染症の影響で対面授業が出来なくなり、当初は休講ばかりでしたが、徐々にオンラインでのディスカッションが増え、一長一短はあれどもある程度満足のいく学習が出来ています。多くの考え方に触れることは社会に出てから確実に役に立つことですし、自分の考えを言葉にすることも大変重要だと思います。

不満に感じていること：駅から遠い

薬学部・看護学部・農学部のある枚方キャンパスは京阪樟葉駅からバスで15分前後のところにあります。何年か前にコストコが出来たことから、何かしらのイベント（クリスマス前など）は渋滞が酷く、バスの遅延が多発します。歩くにはいくらなんでも遠い距離ですので、バスかバイクが必須になります。バスの定期は格安で大学購買で購入出来ますが、それでも経済的負担はあるのでもう少し近ければ……と思ったことは数しれません。特に実験などで遅くなると負担感が増します。

摂南大学のおすすめ学部：看護学部、理工学部

看護学部は薬学部と隣なことから、薬に関して詳しい看護師になれることがポイントです。患者さんに薬を最終的に投与するのは看護師さんであることがほとんどなので、薬にもちょっとは興味がある場合はおすすめです。いくらでも質問できる環境です。理工学部は就職への支援が厚く、人間として成長させてくれます。学ぶ内容は詳しくは知りませんが、有名企業に就職した友人が複数います。

摂南大学に通って良かった？

体系的に薬学を学ぶことができ、多くの演習系科目、ディスカッションなどが学習方略に含まれており、否が応でもコミュニケーション能力が養われます。研究職に就きたい、というのであれば不足する点は多いでしょうが（私立ですし）、実務に全力を出す薬剤師になるのであれば十分な学習環境だと考えます。半分京都なので京都に足を伸ばすことも多く、良い大学生活を送れました。