高崎経済大学の評判・口コミ【地域政策学部編】

高崎経済大学の特徴

高崎経済大学の特徴のひとつには、学科が2、3年次に決定する仕組みがとられています。自身の所属するゼミが決まるまでは他学科との関連が深い講義も履修することが卒業要件によって指定されているため、全学生が自身の学科以外のビジョンを掴んだ上でゼミをはじめとする本格的な専門の勉強に入っていくことができます。広い視野を持って大学生活を過ごすことから、その強みが就職実績にも現れていて、社会における実戦力や柔軟性が養われる一因にもなっています。

満足していること：高崎経済大学直属応援団

高崎経済大学には大学直属の応援団があり、各部活動の試合への応援のみならず大学そのものを応援し支え、時には引っ張っていく役目を果たします。衰退しつつある応援団のイメージに反するかのように屈することのない高崎経済大学直属応援団の活動には、大学生活において学ぶべきものや大切なものが多く詰まっており、学生にとって自己を鍛えるのに適した場です。ボランティア活動にも積極的に参加していく学生団体のひとつとして、地域や他大学からも大きな支持を受けています。

満足していること②：キャンパス

高崎経済大学のキャンパスは面積としては非常に狭いですが、その中でも窮屈と思うどころか、落ち着いていてのびのびと過ごせる明るい空間となっています。学部ごとに棟がわかれているということはなく、他学部の学生とも気軽に交流できるのもこのキャンパス故の特徴です。生協が営業する学生食堂は学内に2箇所あり、それぞれでメニューも雰囲気も違うので、好きなほうをその日の気分で選ぶことはお昼の楽しみです。キャンパス中央に立つ図書館から見える夕方の景色はとても綺麗です。

不満に感じていること：授業

学生間の意識の差が大きく、講義中後ろの席で喋る心無い学生が非常に多いです。自分は私立の理系大学に1年間通っていたことがありますが、真面目に講義を受ける学生が多いほうが集中しやすく、質の高い講義を受けることができていました。ほとんどの講義で途中退室をする学生がいるので、物音も非常に激しいです。また、低学年向けの講義に難易度の高いものが多く、1年生向けの講義で3年生が真面目に取り組んでも単位を取得することが難しい講義もあり、卒業のためには取りたい講義を履修するよりも取りやすい講義を履修するしかないという事実もあります。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

高崎経済大学は高崎市内でも栄えていない地区に立地していて、高崎駅までは5kmほどの距離があります。大学付近にアルバイトのできるお店は少なく、大半の学生はアルバイトのために高崎駅や高崎問屋町駅方面まで向かうことになります。そのため出勤が遅くなることを懸念しなければならず、十分に時間を勤務にあてることができず、また、非常に疲れてしまいます。下宿する学生が多い大学でありながら、結局アルバイトをしないという学生が半数を超えているのには、このような理由があります。

高崎経済大学に通って良かった？

一人暮らしをするには物価も高く、夏は暑く冬が寒い土地で体調を崩すケースも少なくありません。時間割を組む自由度が非常に高いものの、逆に分かりづらいシステムであることが否めず、新入生にとっては分からないことだらけで不安を感じる1年を過ごすことになり、自分もその1人でした。学生の意識も低く、教員の熱意も感じられないという現状と以前まで通っていた理系大学との差を考えてしまうと、わざわざこの大学に入った理由が分からなくなってしまいます。