岐阜大学の評判・口コミ【教育学部編】

岐阜大学の特徴

岐阜大学では、1・2年生の間は「全学部共通科目」という、学部に関わらない授業をメインに取り組みます。家庭科や美術、体育などです。3年生になると自分の入るゼミを決め、3・4年生で専門的な研究を進めます。私は教育学部だったので、1・2年生の間は年に何度かの授業参観、2年生で小中1週間ずつの教育実習、1週間の介護実習、3年生では小中1ヶ月ずつの教育実習を履修しました。保育士になりたい学生に向けて、夏休みの間に集中講義があり、幅広いニーズに応えた学部編成になっています。

満足していること：キャンパスの環境

自然に囲まれた土地で、広い敷地に様々な学部が立ち並んでいます。バス停が2つあるので、大学の入り口に近い学部も、遠い学部も不自由なく通学ができるのが便利でした。また、食堂も2つあり、それに加えて売店やコンビニもあるので、ご飯を食べるときもいちいち遠くまで移動しなくてもよく、過ごしやすかったです。また、教育学部の生徒は教員採用試験に向けて、ピアノの練習をしなければなりませんが、音楽学科の棟に他の学科の生徒も利用できるピアノがたくさんあり、十分に練習をすることができました。

満足していること②：授業

1・2年生の間は全学部共通科目があるので、自分の入った学科の勉強以外にも、幅広い勉強をすることができました。他の学部の生徒とも交流があるので、交友関係も広がり楽しい大学生活を過ごすことができました。学科のゼミでは、1人の教授につき5～8人の少人数体制なので、学生のどんな質問や要求にも素早く対応してもらうことができ、学びを深めることができました。面談などで親身になって将来の進路も相談してくださったのがとても心強かったです。

不満に感じていること：留学制度

岐阜大学は、教育学部の生徒に向けては留学の制度があまりなかったです。せっかく4年の時間をもらえたので、留学してみたいと思ったこともあります。しかし大学で必修の科目は留学先では専攻することができなかったので、留学するならば休学して、その間にすることしかできませんでした。短期の留学なら夏休みなど利用してできましたが、長期の留学をしたい学生に向けて、もう少し制度が整っていたらいいのにと思いました。他学部はどうなっているかは分かりませんが、留学したという話も聞いたので、教育学部にも取り入れてほしいです。

不満に感じていること②：サークル

サークルの中にはマナーの悪いサークルがあったのが嫌でした。具体的に、飲み会が盛んで毎回泥酔する学生がいるようなサークルがあり、そういったサークルが大学の施設を使ってイベントをすると、次に使うサークルに片付けが回ってきたりするのが嫌でした。また、サークルに入るとLINEのグループに入らなければならないサークルが多く、1日に何十件、下手したら何百件もの通知が来ることがあり面倒でした。サークルの開設の手続きも面倒なのでもう少し簡単になったら嬉しいです。

岐阜大学のおすすめ学部：教育学部

教員になりたい人も、そうでない人も教育について学ぶことは生活に対して理解を深めることになるのでぜひおすすめします。子どもたちとの関わりの中で、自分も勉強させられることがあったり、一度経験した学校生活をもう一度立場を変えて経験する事で、違った視点を持つことができます。

岐阜大学に通って良かった？

私は教育学部を卒業しましたが、子どもを授かったのでそのまま就職せず、主婦になりました。しかし教育学部を卒業したことで、教員免許を取得することができたので、この先子どもが少し大きくなった時に、就職先を探すことに役立ちそうです。また、幼稚園、保育士の免許も同時に取得したので、そのための勉強が現在の子育てにも役立っています。また、同じ目標を持った友人とたくさん知り合うことができ、生涯付き合っていく人間関係が築けたこともとても良かったです。