釧路公立大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：授業

単科大学（経済学部と経営学部のみ）なので、経済と経営の授業がすごく充実しています。授業内容も、実際のニュース等を題材にしたり、アクティビティをたくさん取り入れたりと、それぞれの教授の個性が溢れたものとなっています。他にも外国語や法学、心理学や哲学などといった教養科目も豊富です。どの授業を取っても学びがいがあります。また、夏休みと冬休みには3日間で全12回授業を行う集中講義もあります。学生自身で授業の時間割を作成できるのも楽しみの一つです。

満足していること②：キャンパスの立地

大学の周りには、一人暮らしをする学生向けにアパートがたくさんあります。家賃がお手頃で、駐車場や駐輪場を無料で使用できるところも多いです。民間寮も大学周辺にあります（大学寮はありません）。大学から徒歩5～10分の範囲にスーパーやドラッグストアがあるので買い物にも困りません。飲食店も多く、学校帰りや休日などに学生達が通っているのをよく見かけます。リーズナブルな価格帯なのも学生には嬉しいポイントです。バス停が大学入り口に必ずあるので、バス通学もしやすいです。

不満に感じていること：部活動

大学の部活動は学生主体なので、学生同士で様々な活動や企画、スケジュール作りができるのが魅力です。ただ、全ての部活動が真面目にやっているかというと正直ノーです。部活動によっては、部員の集まりが悪過ぎてほぼ何もしていない、部活動とは名ばかりで実際は飲み会ばかり（いわゆる”飲み部“）、というものもあり、部活動として存続させる意味があるんだろうか、とも思ってしまいます。もちろん、中には定期的に遠征や発表会、イベントを行ったりと、精力的に活動している部活動もあります。部活動によって本気度にばらつきがあります。

不満に感じていること②：進路・就職

釧路公立大学は北海道釧路市にありますが、釧路市はアクセスが非常に悪いところです。そのため、釧路市以外で就職活動をする際は金銭面でかなり苦労します。県庁所在地の札幌からもかなり離れていますし、釧路空港があるものの、県外に行ける便は季節運航を除いて東京のみです。釧路市を拠点に就職活動すると交通費や宿泊費などで相当出費がかさみます。アルバイトなどで貯金しておいた方が良いです。ただ、アクセスの悪さが逆に面接などでインパクトを与えることもできるので、それを利用するのも手です。

釧路公立大学のおすすめ学部：経済学部

私は経済学部を専攻しました。経済は世の中にある最も身近な事柄の一つで、経済の知識を少しでも多く学べたら実生活に役立つと考えたからです。授業で習ったことがニュースで取り上げられていたり、専門家のコメントを今まで以上に理解することができたりした時は、すごく楽しくて経済を勉強していて良かったと感じます。経済学は勉強するほどに面白い学問です。

釧路公立大学に通って良かった？

私は青森出身ですが、一度独りで親元から離れて生活してみたいと思っていました。大学進学はそのきっかけになりました。高校までとは違い、大学は県内外、さらには外国からもいろんな人達が集まってくる場所で、今までにないほどの出会いがありました。授業もよりマニアックな内容で、勉強が大変なこともありました。人生初のアルバイトも経験し、社会生活やお金を稼ぐことの大変さも身をもって味わいました。しかし、それらも全て大学に進学したからこそできた経験で、その4年間は私の人生の財産です。