大阪薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：国家試験対策

一番満足している理由は国家試験対策が非常に充実していたことです。六年になると毎日国家試験対策の授業が入れられます。クラス別に分けられるので、安心して自分にあった授業を受けることができました。また、内部の教授だけではなく外部の国家試験専門の先生を呼び、授業を行ってくれるので、自分が何をすればいいのかわかりやすかったです。

満足していること②：研究室

研究室は配属された場所によって大きく異なるのですが、私のところは満足しています。他の研究室ではグループでの作業が多い中、私の研究室は、一人一人がそれぞれのテーマで自分の責任で研究をして、論文を完成させることが求められます。教授方のサポートがしっかりしているため、皆、最後までやりきることができたと思います。

不満に感じていること：駅からの距離が遠い

富田駅もしくは摂津富田駅が最寄りなのですが、そこから学校に行く手段がバスか自転車しかないことです。しかも近いというわけでもなくて、自転車だと片道30分、バスだと混み具合にも影響されますが、20分ほどかかります。山の上にある学校なので自転車で通う人はほとんどおらず、バスはいつも混雑していて通学だけで疲れます。

不満に感じていること②：食堂の味、スペース、回転率

食堂の味、スペース、回転率すべてに不満があります。味については意見が分かれますが、私の周りでは評判が悪いです。スペースは全学生が座ることはできません。回転率に関しては、1時間の昼休みではじめの20分以内に並ばなければ、次の授業に間に合わなくなることがあるくらい長蛇の列ができてしまいます。さらに売り切れは当たり前で、食べたいものがあるなら列で待つことが要求されます。

大阪薬科大学のおすすめ学部：薬学部

この学部がお勧めなのは、二つしかない学部のうち免許が取れるほうだからです。言わずもがな、大学で教わることをしっかりとやっていれば免許はとれるようになっています。薬学を学ぶのであればやはり免許はほしいところです。

大阪薬科大学に通って良かった？

免許が取れたのはよかったですが、ほぼすべて勉強で、高校の授業を辛くしただけの学生生活を送りました。留年率は普通の大学と比べると高めなので、試験前になると皆、勉強だけしていました。だいたい、6割から7割が一度も留年せずに国家試験の合格にこぎつけるのですが、そのためにはある程度の遊びを犠牲にする必要があります。