嵯峨美術短期大学の評判・口コミ【美術学科編】

満足していること：たくさんの自由なサークルがある

私は竹造というサークルに所属していました。京都ならではの和紙と竹を使って造る灯篭を100個ほど造り夏にはお祭りをしたりなど、地域と一体型のサークルでした。サークルのメンバーは街のお祭りにほぼボランティアで活動し、活動期間中は街の方が作ったご飯を食べてお祭りの準備をしておりました。部員は50人ほどいましたが、他大学から所属する方や卒業生なども手伝いに来て下さり、みんなで盛り上がり作るお祭りでした。全てが完成した時にはすごく達成感があり、感動しました。

満足していること②：授業

満足している理由は、自由に作りたい物を作らせて下さる伸び伸びとした環境です。自分がどのような作品を作りたいか、先生が相談に乗って下さり、材料集めや下書きに入ります。短期大学は生徒数も少なかった為に、部屋も広々と使えて、先生とも深く関われたのではないかと思います。授業も時間はあまり関係なく、買出しに行く方や作業する方皆バラバラに活動します。こういった伸び伸びとした作業をする場は他の大学にはないのではないかと思います。

不満に感じていること：将来性を感じられない

職業セミナーなどの授業はあったのですが、話を聞くと美術の仕事はあまり無いと言うことを感じさせられました。結局美術の仕事に就くには、自分自身向いてないなと感じ、現在は接客業をしております。在学中に色々な職種がある事を教えて頂けていたら、就職活動の時に迷う事もなかったのではないかと思いました。もっと就職活動についての心得なども教えて頂きたかったなと思います。

不満に感じていること②：休み期間にキャンパスを利用できない

夏休みや冬休みの期間は大学がお休みになっているので、実習室や作業場にほとんど入る事は出来ず作業出来ないと感じました。図書館も休館となっていたので、夏休み中に勉強したい方や、制作をしたい方には不利になっていたのではないかと思います。夏休み中に作業を行いたい方向けの措置をするなどして頂けるとありがたいなと思いました。自分自身夏休み中もサークル活動で学校には行っていたのですが、中々そういう場がなくサークル以外で使用できなかった事を不満に思っています。

嵯峨美術短期大学のおすすめ学部：陶芸コース

陶芸を基礎から学べるコースがあったのですが、将来的に見ても陶芸家という道があり就職にも有利なのではないかと思いました。陶芸という物は、これから先も無くなることはない物だと思います。そういった伝統工芸を作ることの出来る技術を身につける事は素晴らしい事ではないかと思います。

嵯峨美術短期大学に通って良かった？

私が大学に通って良かったと思わない理由は、美術が好きで選んだ学校でしたが、最終的に就職先は美術とは関係ない職種に付いた事です。沢山美術について勉強していた事も、あまり今の仕事では使う事はなく、現代アートを専攻していた事もあり活かせる物では無かったと思います。もっと将来性を考え、大学は選んだ方がいいと思います。