宮崎大学の評判・口コミ【農学部編】

宮崎大学の特徴

宮崎大学には教育文化学部・工学部・農学部・地域資源創成学部・医学部があります。特に農学に関しては昔からのキャリアのある有名な国立大学です。キャンパスが２つに分かれています。医学部は清武キャンパス、その他の学部は木花キャンパスにあります。また、図書館や食堂、博物館、大きなフィールドなどがあります。正門から反対側の門までは徒歩約１０分ほどで、自然豊かで赤レンガの映える大学です。寮には男性寮と女性寮の他に国際寮もあり、留学生との交流をしながら生活することができます。

満足していること：ゼミ・研究室

私の所属する研究室は、学科内でもかなり厳しい研究室として知られています。しかし、それだけ指導がきちんとしているということです。先生が英語に精通しているということもあり、英語ゼミや添削を重ねるにつれて英語の能力が少しづつついてきたように感じています。また、学外の団体や人との交流の場も設けてくれる研究室のため、社会勉強になります。卒業して就職した後実際に関わるであろう方々と学部生の間に知り合うことができるというのが大きなポイントだと思います。

満足していること②：キャンパスの環境

他の大学とは異なり、学部が密集しているため、学内で自転車や自動車を用いるまでもなく移動できることです。また、中庭など植物や自然が豊かであり、さまざまな植物や昆虫、野鳥などを目にすることができます。エレベーターも整備され、高い階層に移動するのにも不便がありません。コンクリートで固められた灰色の暗い雰囲気ではなく、赤レンガや植物の緑を基調としたキャンパスで、とてもすがすがしく明るい気持ちで大学生活をしていくことができます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

宮崎市内ではあるものの、街中まで移動するにはバスで約４０分もの時間をかける必要があります。周辺にこれといった遊び場や買い物スポットなどがあるわけではないので、車がないとかなり不便な立地になっています。大学内でイベントが行われることもありますが、辺鄙な地にあるため、地元の人でもキャンパスにたどり着けない、たどり着けても目的の場所が分からないということがよくあり、地域と大学が結びつけていないことが顕著に表れています。

不満に感じていること②：サークル

自分の好きなジャンルのサークルがなかったことです。自分で作ろうと思ってみたはいいものの、どこでサークルを作れるか、申請できるかという記述が見つからず、結局なにもできぬままサークル引退の学年まで進んでしまいました。部活には入っていますが、人によってやる気に差があり、すれ違うことも多かったです。研究室が忙しくなり、部活に行くことがほとんどなくなってしまったため、もっと暇なときに活動しておくべきだったと思っています。

宮崎大学のおすすめ学部：農学部

宮崎大学といえば農学部、と周知されているくらい全国的に見て歴史があり、農学が進んでいる大学だからです。大学が所有するフィールドで実際に作業をしたり作物を育てたりすることができます。田んぼも所有しています。学科も６つあり、それぞれ特徴のある研究を行っています。

宮崎大学に通って良かった？

第一希望の大学ではなかったものの、自然が好きな私にとっては最高の環境でした。講義内容もそこまで難しくなく、趣味との両立もできました。自動車がなかったため、満足にアルバイトができなかったのが心残りです。気の合う友達もでき、時々みんなで出かけることもあります。それがとても楽しくて、大変なことも頑張れます。同じ研究室の仲間ともなんとかやっていけています。研究室の空気が苦手で行くのがおっくうになることも多いですが、好きな分野の勉強ができると考えるとこの大学でよかったなと思っています。