九州大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：キャンパス施設が充実している

九州大学伊都キャンパスには、学ぶための施設が充実しています。豊富な本を貯蔵している図書館や、英会話をネイティブのスタッフと楽しむことができるSALCという施設があります。各学部の研究室もすべて冷暖房完備で、過ごしやすいです。キャンパス内にあるどの施設も、学生ならば無料で利用することができます。またサークル活動のための体育館も大きく、運動にも打ち込むことができます。このように充実した設備は、私が九州大学に満足している理由です。

満足していること②：ためになる授業が多い

九州大学では、個人の学びたい意欲を満たす多くの授業が開講されています。例えば学部一年生は、基幹教育といい文理に関わらず幅広い分野の科目を学ぶようになっています。私はこれを機会に、あまり興味がなかった天文学に少し興味をもつようになりました。また時には他大学の教授を招いた集中講義が開かれます。普段の講義では学ばないことを大学の移動なしに学ぶことができます。専門分野の理解を深めたい人や珍しい講義内容に興味を持った人が多く参加します。このように、九州大学では様々な授業が開講されます。

不満に感じていること：キャンパス周辺に何もない

私が通う伊都キャンパスの周辺には、スーパーなど生活用品を買う場所があまりありません。コンビニはあるものの、キャンパス付近に住む一人暮らしの学生はバスを使いスーパーまで行く人が多いです。また最寄りの駅まで徒歩一時間かかるため、交通アクセスについても不便だといえます。サークルや研究室の飲み会などは天神で開催されることが多いですが、そこまで行くのには往復千円以上の交通費がかかることになり、その立地に不満を持っている人も少なくありません。

不満に感じていること②：掲示板など学生への伝達設備が使いづらい

掲示板が地味な場所にありやや見にくくいです。また過去の掲示もそのままにしており、さらに見にくくなっています。学生サイトでの情報伝達制度もありますが、悪天候の際の対応が不十分など、時たま学生を混乱させることがあります。実際にあった事例としては、大雨の時に通常通りの授業が行われるとの連絡を見た学生が学校に行った結果、帰りの電車が止まってしまい帰れなくなった、という話を聞いたことがあります。このように、大学からの情報を学生に伝える手段やその情報が適切かどうかには疑問を抱くことがあります。

九州大学のおすすめ学部：共創学部

共創学部は2018年４月から新しくできた学部です。この学部では、学部の壁を越えて、個人の好きなことについて学ぶことができます。研究したいテーマが決まっており、それをより深く学びたいと思っている人には最適の学部といえます。

九州大学に通って良かった？

九州大学は旧帝国大学の一つであるだけあり、長い歴史を持った大学です。そのため学ぶにあたっては十分すぎるほどの施設が揃っています。またそのためもありこの大学に入るための試験は難しいものですが、その厳しい試験を越えて入学してきた学生は志の高い人が多く、よい刺激を受けます。学ぶにあたって好条件なところが、私がこの大学に満足している理由です。