名寄市立大学の評判・口コミ【保健福祉学部編】

満足していること：キャンパスが新しくなっている

昨年度には図書館、今年度には学食の棟が新しく建設され、校内の施設はとても綺麗だと思います。また、ここ数年かけて、校内の入り口にスロープがつけられたり、エレベーターをつけたりとバリアフリー化がされています。もちろん、地域の旧高校を再利用している棟もあり、新しいとは言えない棟もありますが、それでも夏休み、冬休みなどの長期休みになると、トイレや演習室などが改築されており、古い建物であるのにもかかわらず、所々新しく綺麗な環境が整っております。

満足していること②：先生との距離が近い

他大学と比べて圧倒的に生徒数が少ないため、生徒と先生との距離が近いという良さがあります。近すぎると感じれる方もおられるくらいです。他大学を見学したことはありませんが、基本的にうちの大学は、先生が研究室にいることが確認取れたら、いつでも研究室にお邪魔して良いです。講義や相談事でなくても、雑談目的で研究室に行き、先生と雑談を交わしながらお菓子を食べたり、ジュースを飲ませて頂いたりしています。それほど先生と生徒の距離が近いため、名寄市は田舎であり閑散としている町で、一人暮らしをされる学生が多いのですが、一人暮らしの悩みや他の悩みを先生に気軽に相談ができる環境が整っていて、そこも大学の魅力だと考えています。

不満に感じていること：先生によってやる気に差がある

距離が近すぎる、あるいは生徒と先生の隔たりや境界線が曖昧になってしまっているのか、先生の間で講義のやる気に差があることです。講義展開に個人差があるのは仕方のないことであると思いますが、そうではなく、教科書を使って授業を行う先生もいれば、参考となるDVDを視聴させて、その感想文をレポートとして書くだけという授業も中にはあります。もちろんたまにしっかりとした授業もしますが。おかげで国家試験模試などを受けた際に、教科によって点数のばらつきが生じてしまっているのが残念なところであります。

不満に感じていること②：留学制度が充実していない

私の大学は韓国出身の先生がおられ、その先生のツテで韓国留学制度というものが展開されておりますが、他の留学制度や、外国に行く機会というものが、全くと言ってよいほどありません。私はあまり留学意欲はないのですが、友人からよく、外国に行きたいという話を聞きます。大学生という立場だからこそ留学しやすいと思われるので、そういった制度がもう少し充実されていれば、さらに濃い大学生活を送ることができるのではないかなと感じています。

名寄市立大学のおすすめ学部：保健福祉学部

私の大学では学部が「保健福祉学部」しかありません。その中でも「看護学科」「栄養学科」「社会福祉学科」「社会保育学科」と４つの学科があります。特におすすめできるという学科は正直ありませんが、どの学科も先生と生徒の距離が近く、福祉のことに関して他学科と連携して、より専門的に学べる環境がありますのでお勧めできます。

名寄市立大学に通って良かった？

ここの大学は福祉の学科が４つ揃っているのですが、同じ「福祉」という共通分野で活躍したいという方が揃ってきているので、先生と生徒の距離が近いということもありますが、他学科同士も含めて、学年を問わず生徒同士も仲がいい学校ではないかなと思います。また少人数で講義が展開されているので、置いてけぼりになる人も小学校や中学校の時と比べるとありません。先生が生徒一人一人をしっかりと見て下さいます。 また、アルバイトをしている学生が多く、講義とアルバイトの関係を考慮して講義の日程などを組んでくださる時が多く、アルバイトに対して大学全体で理解を頂けてるのでやりやすいです。