近畿大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：部活動と学業が両立できる

近畿大学医学部では、在籍しているほとんどの学生が部活動に所属しています。その理由の一つとして挙げられるのが、勉学との両立のしやすさだと思います。大学ではテストが頻繁にあり、勉強時間の確保が難しくなることもありますが、部活動の多くは週2日～3日で、テスト前など忙しい時期には休みになることも多いです。また、部活動に入ることにより、先輩や同期とのつながりも深めることができ、より有意義な学生生活を送ることができます。

満足していること②：他学部との交流がある

近畿大学は医学部以外にも、多くの学部を持つ総合大学です。そのため、キャンパスは離れていますが、学部間の交流があることが、とても魅力的だと感じています。医学部では、特に薬学部との交流が多くあります。交流会では医師と薬剤師それぞれの役割について、話し合う機会があり、とても充実した時間を過ごすことができました。また、交流会では、一緒に食事をしたり、他愛もない会話をするなかで、友達をつくることもできました。関西の私立医学部では唯一の総合大学ということもあり、学部間交流に力を入れているという印象です。

不満に感じていること：アクセスがあまりよくない

キャンパスが、かなり都会から離れた所にあるので、電車でのアクセスは不便だと思います。学年が上がるにつれて、学校生活が忙しくなるので、実家から通う人の割合が減り、6回生になると、ほぼ全員が下宿をすることになります。また、週末などに友達と遊びに行くときに、電車で30分かけて移動する必要があり、少し不便に感じることもあります。キャンパスの周りは飲食店などもあまりなく、自然に囲まれていて落ち着く雰囲気がありますが、アクセスの悪さが少し難点だと思います。

不満に感じていること②：テストが頻繁にある

タイトルの通りですが、テストがとても多いです。下級生の頃は医学とはあまり関係のない、教養科目の試験が続き、上級生になると、病院実習をしながらテストを受ける必要があり、勉強時間を確保することが難しくなってきます。特に、解剖実習や、クリニカルクラークシップという病院実習は、体力的にも精神的にもしんどいことが多々あります。他の学部に比べると勉強量が多いのは仕方がないことだと思いますが、もう少し、心に余裕をもって大学生活を送りたいと思うことはあります。

近畿大学のおすすめ学部：薬学部

東大阪キャンパスにある薬学部がおすすめです。アカデミックシアターという、とても大きな図書館があり、24時間開放の自習室があったりと、快適に勉強できる環境があります。6年間という長い学生生活を快適な環境で過ごすことができます。

近畿大学に通って良かった？

アクセスに関しては他の医学部と比べると、立地はあまりよくありませんが、30分で都会に出られるので、そこまで悪い環境ではないと思います。また、近畿大学医学部付属病院は、南大阪の医療を一手に担っており、将来母校に残って働く際にも、近畿大学に通っていることはとても強みになると思います。部活動に関しても、面白い部活動がたくさんあり、多くの人との出会いの中で、人間性が養われることも大きな利点だと思います。日々の勉強はなかなかに大変ですが、この大学に通うことができ、満足しています。