【体験談】私が成蹊大学を中退した理由

最終更新日：2020/01/21
大学中退

このページでは成蹊大学に通っていたけども、中退した方のお話をご紹介します。なお、大学を中退した理由は人によって様々であり、成蹊大学とは一切関係ない、個人的な事由が含まれるケースもありますので、予めご承知おきください。

回答者プロフィール

大学：成蹊大学文学部日本文学科
状況：直近5年以内に大学を退学した
性別：女性

成蹊大学を中退した理由は、大学の勉強に意味が見いだせなくなったから

－－まず最初に、成蹊大学を選んだ理由を教えてください。

本命大学の少し下の偏差値で、滑り止めの大学でした。ここら辺の偏差値も受けておいた方がいいといくつかの大学を塾の先生から勧められた中のひとつで、パンフレットを見比べた結果、図書館が綺麗だったことでこの大学を受けることにしました。結果、本命大学には落ち、受かった中で一番高い偏差値だったので、そのまま入学することに決めました。

－－では、成蹊大学をどうして中退したのですか？理由を教えてください。

大学の勉強に意味が見いだせなくなったからです。

大学は好きなことが好きなだけ勉強できる場所だと思っていたのですが、単位のために興味のないことを勉強する羽目になりました。特に低学年のうちは、ほとんどのコマを大学指定の科目で埋められ、自分で好きな講義を選べることが少なかったので、余計にやる気を失ってしまいました。その中、大学で始めた部活にハマり、そちらに力を注ぐようになって行き、段々授業に出なくなりました。そして単位をいくつも落とし、留年してしまいました。本気で頑張って五年間通えば卒業も出来たのですが、そこまで頑張るような気力がもう残っていませんでした。そして、三年生に上がる直前に大学を中退することに決めました。

成蹊大学を中退したことは後悔していない

－－成蹊大学を中退したことを今振り返ってみて、どのように感じていますか？

中退したことは後悔していません。

中退したこと自体は後悔していません。あのまま続けていても、結局苦しい思いをすることになったと思います。ただ、お金を出してくれた両親には申し訳のない気持ちです。もう少し私が頑張れれば、ちゃんと卒業出来たのだろうか、という思いもあります。でも中退してしまったとしても、大学に通っていた期間は無駄だとは思いません。私の人生でとても楽しい時間のひとつでしたし、まだ大学で始めたことも続けています。後悔するしないは自分の意思なので、なるべく後悔せずに生きていきたいと思っています。

今大学を選ぶなら家から近く、カリキュラムが自由な大学に行く

－－今大学を選び直すとしたら、どのような大学を選びますか？

家から近く、カリキュラムが自由な大学です。

実家から二時間以上かかったので、通学が大変でした。通学時間というのは、近ければ近いほどいいのだと思います。毎日長時間混んでいる電車に揺られるのは苦痛ですし、地元の方で電車が止まったり遅延したりすると、大学に着くのが大幅に遅れます。せめて一時間以内で通える大学を選ぶべきです。また、一年生の時からカリキュラムを自由に選べるような、自由度の高い大学を選んだ方が、自分の学びたいことが学べると思います。大学に行ってまで自分の興味のないことを学ぶのは、とても苦痛なことです。