山口大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：検査機器と研究設備が整っている

古いものから最新の検査機器まで揃っており、学生は最新の機器の使い方を学ぶことができます。古い機器は最新の機器の原理を理解するために使うことが多いです。3年生の後期から卒業研究の準備を始めますが、その時に原理まで熟知していることにより、スムーズに研究を行うことができます。また、山口大学は保健学科では珍しく人体解剖に参加することができます。医学科に比べると少ない時間ではありますが、実際に見ることで教科書や参考書では理解しきれないものも分かりやすく、より深く理解することができます。

満足していること②：教授との距離が近い

山口大学医学部保健学科検査技術科学専攻に限ったことではないかもしれませんが、教授と学生の仲がとても良いです。1年生は山口市内のキャンパスで生活するため、2年生以降のキャンパスがある宇部市にいる教授とは距離があります。しかし、1年生のときにはメール教員という制度があり、学生2人につき先生1人がメールで気軽にやり取りできるようにセッティングしてあります。2年生以降は、クラス担任が2人つき、学生のサポートをして下さいます。些細なことでも相談できるため、留年する学生はほぼいません。

不満に感じていること：周りが田舎すぎる

山口県自体が田舎ではありますが、大学周辺で大学生が遊べるようなところはカラオケと居酒屋くらいです。大きなショッピングモールや映画館はなく、近くにカフェなどもほとんどないです。電車も利用客が少ないせいか、本数が少なくとても不便です。それ故に、多くの山口大学生が車を持っています。周りに何もなくデートする場所もないために、恋人との同棲率は全国1位であるとも言われるくらいです。遊びたい大学生にとって、山口大学は楽しい大学生活が送れる場所ではないかもしれません。

不満に感じていること②：共通教育科目が多すぎる

1年生で共通教育を多く学びますが、山口大学は他の大学に比べて共通教育が異常に多いです。そのため、専門科目が1年生の時点で多くなっている学部の学生は空きコマがとても少ないです。人によっては、「これは本当にいるのだろうか」と思うような科目が必修科目となっていて、本当に取りたい科目が取れなくなってしまうことがあります。そのため、自分で好きな授業を選んで受けて空きコマでバイトするという理想の大学生活は送れません。

山口大学のおすすめ学部：国際総合科学部

国際総合科学部は、山口大学に最近できた学部です。外国語に富んだ学生が多く集まり、その学部の学生全員が在学中に海外留学するというカリキュラムが組まれています。学部特有のイベントも多くあり、中でもハロウィン当日は全員で仮装して講義を受けます。

山口大学に通って良かった？

とても忙しく、他の大学や学部と比べると専門学生のような生活をしているようで悲しくなることがあります。しかし、それ以上に得られるものが多く、大学を卒業してから働き始めて山口大学医学部保健学科検査技術科学専攻の良さが分かるようになると確信しています。山口大学医学部保健学科検査技術科学専攻は、全国で高度で信頼される検査技師を多く輩出しているからです。そして、在学中に毒物劇物取扱責任者や細胞検査士などの多くの資格も取ることができます。