長崎大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：専門知識を早期より学ぶことができる

カリキュラムが他大学と比較して前倒しになっており、早期に専門的な内容について学習できるということが最も大きな理由です。また、付属病院での研修制度は全国の国立大学の中でも高い評価を受けており、全国から学生が研修にきます。このこともまた、本学の教育の質の高さを客観的に裏づける証拠となるでしょう。国外の評価としては、長崎という土地柄、オランダの大学との関係性が深く、リサーチセミナーでの短期研究を海外で行うこともできます。

満足していること②：大学の所在地が市内

大学が長崎市の中心地に所在しており、住みやすさや便利さでは全国の地方国立大学を鑑みてもトップクラスであると思います。特に、大通り沿いには路面電車が走っており、安価で長崎市内を移動することができます。大学生活の中ではサークルや部活動、バイト、同級生との交流など様々な場面で移動することが多いですが、長崎大学の学生においてはそれがとても容易にできます。また、街なかにあることはひとり暮らしのしやすさにもつながり、安心して大学生活を送ることができます。

不満に感じていること：キャンパスが狭い

長崎大学では最も広いキャンパスに当たる文教キャンパスでさえ、他大学と比較すると狭く感じてしまいます。特に、同じ九州地方の国立大学である、九州大学と比較すると、その広さに圧倒されてしまいます。狭いということはキャンパス内での移動が容易な反面、キャンパス内でできることやその可能性が少なくなってしまうような気がして、キャンパスの広い大学と比べるとあまりのびのびとできない気分になります。長崎大学の学生が閉塞感を感じることがあるのは山が多い地形に限った話ではないようです。

不満に感じていること②：一般的な学部が少ない

長崎大学は昔から実学の長崎といわれるように、将来の仕事に直結する医学部や教育学部などはありますが、理学系の学部や文学系の学部がありません。そのことが学生の多様性を少なからず低下させてしまっていると思います。私自身、大学で多様な科目を学ぶ人たちとつながりたかったというのもあり、それが実現できなかったことは少々残念です。また、将来の仕事に直結するとは限らない学部のメリットとして、教養を深め、多様な視点から仕事に取り組めるということがあるのでそれがないことは長崎大学で残念なところです。

長崎大学のおすすめ学部：医学部 医学科

長崎大学の医学部医学科は日本最古の医学部であり、日本医学教育発祥の地であります。日本で唯一の熱帯医学研究所があり、その独自性にも優れ、教育の質も全国から高く評価されています。優れた教授や講師陣のもと、高レベルの医学教育を受けることができます。

長崎大学に通って良かった？

大学が長崎市の中心地にあることで日常生活がとてもスムーズに過ごすことができ、その快適さが学業にも良い影響をもたらしているということが第一の理由です。長崎の異国情緒あふれる街のなかで友人たちと共に過ごすことはとても楽しく、長崎に来て良かったと思うことができます。3つあるキャンパス同士も離れているわけではなく、街自体もコンパクトにまとまっており、このような国立大学は長崎大学だけだということが本学の1番のアピールポイントだと思います。