石川県立大学の評判・口コミ【生物資源環境学部編】

志望理由

地球環境を主題に、持続可能社会を形成するために自分にできることはないのか学びたくて受験しました。当初は石川県という地方の大学にあることに抵抗を感じましたが、金沢市に近い立地と周辺に複数の大学が密集していることで、意外と住みやすいと実感しています。学生は半数が地元の石川県民で、車を持つ学生が多いため、空きコマや放課後はランチやショッピングに行くことが多いです。人数が少なく小規模な大学ですが、学生の主体性がしっかりしていてとても楽しい大学生活を送っています。

大学で勉強していること

石川県の自然環境をテーマに勉強しています。生態学や数学など基本的な理科系の勉強だけでなく、マイクロソフトオフィスを用いたプログラミングやR言語といったパソコンを用いた勉強、ネイティブスピーカーと英語を学ぶ授業もあります。進級するとより専門的な解剖実験や外でサンプリングを行うフィールドワークもできます。先生が優しく教えてくれるので能力を確実に伸ばすことが出来ると思います。この学びを就活に活かす学生も多いみたいです。

満足していること：教員と学生の距離が近い

学生が全体で700人に満たないことから、小規模な大学だということが分かると思います。教員一人あたりの学生人数が4～5人と比較的少ないことが特徴です。学生と教員が話をする機会が多くなるので、より専門的な知識を吸収することが容易だと感じています。コミュニケーションをとることで考えを深めた上で、自分にあったラボを選ぶことができます。学会発表に参加する際にも、発表練習に協力していただけました。大人と意見の交換ができる良い大学です。

不満に感じていること：設備が整っていない

地方の公立大学のため予算がおりないのか、行動したくてもできない時が多く感じます。WiFi環境やATMが整っておらず不便に感じます。また、食堂がお昼の数時間しか営業していないのでランチタイムは時間に縛られています。その分食堂に行けば様々な人達とコミュニケーションをとることができるのですが。また、車社会のため車がないと移動が制限されてしまいます。地域柄、雨が多いので、車を持つ学生は多い印象です。車維持のためアルバイトに時間を削き、勉強に集中できない学生もいます。

石川県立大学のおすすめ学部：生物資源環境学部 生産科学科

理系の学科にも関わらず、家畜や作物など生物に関わることが出来るからか、男女比がほぼ一対一です。男女の仲が良く、実験も協力して行っている印象です。長期休みには男女グループで旅行に行く方々も多いみたいです。

石川県立大学に通って良かった？

大学に入った当初は適当に学生生活を送るつもりでしたが、同級生や先輩と広く厚い交友関係を築くことが出来て、大学生活の一瞬一瞬が素晴らしい思い出になりました。大学の壁をこえた活動も用意されていて、それを利用するアグレッシブな学生が多いです。良くも悪くも自分次第の大学なので、地方から進出するサクセスストーリーを構築するにはもってこいの大学です。しっかりと目的意識を持つことが出来れば、周りの人達が助けてくれる素晴らしい教育環境だと思います。