シトラス大学の評判・口コミ【コミュニケーション学部編】

シトラス大学の特徴

大学の名前にも挙げられているように、シトラスの木々が学校の周りに植えられています。初夏にはシトラスの花の匂いが香り、本格的に夏に入るとシトラスができて、生徒が自由に収穫してたべているのをよく見かけていました。また、フリースピーチゾーンという広場が大学の中心部に置かれており、普段は何もない広場ですが、誰かが何かをみんなに伝えたかったり、みんなの中心で議論を広めたいときに、マイクを持ってきたり、叫んだりして自由に感情や考えを表現していました。

満足していること：キャンパスの立地

私が一番満足しているのはキャンパスの立地についてです。大学は比較的小さい方なのですが、キャンパスの周りにほとんどが大学から徒歩で１０分～１５分のところにスーパーマーケットや映画館、また雑貨屋さんや駅などが密集していました。ですので、何をするにも時間をかけずに済ませることができたので、とても便利で満足していました。さらに、先ほど書いたように駅も近くにあるので隣町に行く際に車や自転車で長い時間移動する必要がないのでかなり助かっていました。

満足していること②：人間関係

日本にいるころからの友人たちが同じ大学に数名いたので寂しく感じることなく大学生活を満喫していました。心のコンディションは勉強をする上でもなにをする上でも大切なことなので、ホームシックになったり、精神のバランスを崩すことが一番怖いことでした。しかし、何に関しても話せる友人が周りにいたので、寂しくなったり何か相談事があると、決まってその友人の家に行き長い時には一晩中泊まり込みで話をきいてもらうこともありました。

不満に感じていること：授業

あまり満足のいく先生がいなかったことが残念です。私はコミュニケーション学部に入っているだけあって、コミュニケーションやスピーチの授業を多めにとっていました。しかし、残念ながら、シトラス大学にはコミュニケーションの授業に適した教授が数人しかおらず、自分にあった授業や時間帯を選ぶことがとても難しかったです。5～６人ならまだしも、２～３人ほどしか私のとりたいクラスを専門とする教授がいなかったので、選び用がなく、しかたなく、あまり相性の合わない先生を何学期もとっていました。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

全体的なキャンパスの環境にはあまり目立つような不満はなかったのですが、ひとつだけどうしても気になってしまう環境が大学内の図書館にありました。ほとんどの大学内の図書館では飲食が認められているにも関わらず、なぜかシトラス大学ではそれが禁止されていました。眠気覚ましにとカフェで買ったコーヒーもこぼす可能性があるからという理由で、没収または館内から追い出されなければなりませんでした。ですので、あまりキャンパス内の図書館では満足のいく質のいい勉強ができた覚えがありません。

シトラス大学のおすすめ学部：ビジネス学部

私の大学では一番人気の学部がビジネス学部でした。何学部に入っているのか質問してみると、ほとんどの生徒がビジネス学部を専攻していました。選ぶ生徒が多いため教授の数も多く、授業の時間帯も選びやすいのが特徴です。

シトラス大学に通って良かった？

私はどちらでもありませんでした。他の大学に言ってもお金はかかることですし、学べることは同じ授業をとればほとんどが同じ内容です。もし私がこの大学にしてよかったと思えるのなら、私がとった学部の専門教授がもっと多ければの話でした。残念ながら私が一番楽しみにしていたコミュニケーションの授業にあまり良い思い出や思い入れがありません。他の教授のことも友人や他の生徒に意見をもとめたり、ウェブで調べたりして気の合いそうな人を探してはみましたが、見つかりませんでした。