長野大学の評判・口コミ【環境ツーリズム学部編】

志望理由

実家がリンゴ農家を営んでいて、自分も農作業のお手伝いも何度かしています。その中で今、地元が高齢化による農家数の減少という課題に直面していると感じています。自分も農業振興をすることによって地域を活性化させたいと考え、地域振興の手法について学ぶために、地域ビジネスを専門分野として取り扱っている大学に入ろうと考えました。そして、オープンキャンパスで長野大学がそういった分野を専門に取り扱っていることを知り、入学することを決めました。

大学で勉強していること

長野大学においては、地産地消を専門に取り扱っているゼミがあり、農業振興について学べると考えそこに所属しました。ゼミでは「山口大根チーム」として山口大根（信州の伝統野菜）の保全活動に関わり、PR活動やイベント活動などによる農業振興の手法について学んできました。今年度は山口大根をモチーフにした若者向けアイテムの制作、またそれらの地域イベントでのPR活動に専念しました。また、ゼミ以外においては、環境専門分野や観光専門分野の授業を受け、農業以外にも地域を活性化する手法について学びました。

満足していること：学生支援制度が整っている

長野大学では、夢チャレンジ制度というものがあり、取り組みたいテーマを持った学生に対して資金援助してくれます。新規に取り組みたいテーマがある学生に対しては「はじめの一歩部門」として100,000円、はじめの一歩部門で取り組んだテーマをさらに発展させていきたいという学生に対しては「さらなる飛躍部門」として200,000円と、2種類の資金援助が行われるシステムになっています。

不満に感じていること：学校全体で設備が不十分

大学2年生の時に、学内の授業でエコキャンパスのついて学びました。その授業で、長野大学が他大学に比べて環境設備が整っていないということを聞きました。環境設備が整っていない例として、エアコンの温度設定が不十分である、ごみ捨て環境が悪い等がありました。私自身も実際に、入学後しばらくして、ごみ捨てがしっかりできていない、エアコンがあまり機能していないなど不満に感じることがありましたが、この授業を通して、私だけでなく大学の環境設備に対して不満に思っている学生が多いと感じました。

長野大学のおすすめ学部：企業情報学部

私が現在所属している環境ツーリズム学部においては、地域活性化をテーマに環境・観光など多くの分野で活動をしています。しかし、活動内容は抽象的なものが多く、いまいち生産性がないように思います。一方企業情報学部は、ソフトウェアやITなどの開発に特化した学部であり、生産性がありやりがいが感じられやすいので、私としてはおすすめしたいです。

長野大学に通って良かった？

大学に入りたての頃は、農業振興による地域活性化についてしっかりと学んでいきたいという熱意を持っていました。しかし、大学3年生になる今は「いかに楽に単位を消化していくか」という考えに陥っており、入学直後のような熱意はあまり持てなくなってしまいました。このように単位を取得するためだけに大学生活を送るという考えに陥ったことに加え、そんな大学生活を維持していくためにアルバイト中心の毎日になってしまっています。そのため「大学に入らずに、高卒で働いた方が良かったのでは？」と時々思うようになりました。