福岡大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

建築系の勉強をしたかったのですが、漠然としていたということもあって、広く建築分野を扱う社会デザイン工学科を志望しました。本当は国立大学に進みたかったので、この大学は後期での受験となりましたが、試験自体はそんなに難しくなかったです。ただ、後期なので合格人数が少ないためボーダーラインは高くなっていたと思います。この大学には建築学科もありますが、レベルが高く、落ちた場合浪人してしまうので受けようとは思いませんでした。最終的にそのことに後悔はありません。

大学で勉強していること

社会デザイン工学科は広くいろんなことを扱うので、それらを学んでいます。特に景観デザイン論という学問が個人的には非常に興味深いです。建築だと一つの建物を建てることに集中しますが、この学問では一つの会場、広く言えば地域や市単位で全体の外観を考えていきます。他にも測量学があります。細かくいけば橋の構造等の設計に関わっていきます。専門技術なので、仕事には困らないという印象です。また1年生ということもあり、単純な数学や物理の講義もあります。

満足していること：学内施設が充実している

西日本最大の総合大学というだけあって、学部ごとの棟も非常に綺麗です。図書館が2つあり総合図書館は本の種類も豊富で、勉強スペースも多々あるので学習には最適だと思います。また、部活に強豪が多いことでもわかるとおり運動施設も充実しています。専用の野球場・サッカー場は共に人工芝であり、陸上部の競技場は一大学の所有物とは思えないくらい立派です。体育の授業でも使用したりします。留学生と共同の寮をはじめ、異文化交流もとてもしやすいと思います。

不満に感じていること：理系の棟があまり整っていない

文系の棟に比べ理系の棟は設備が整っていないです。講義の際どちらも利用することがあるのですが、明らかに文系の棟の方が綺麗です。一般的に見ると理系棟もいいところかもしれませんが、文系棟と比べてしまうと見劣りします。学習環境は最大限に整えるべきだと私は考えるので、そこに関しては不満があります。理系は高学年になると研究室に入ります。研究内容は将来的に仕事内容にも繋がっていくので、そういった意味でも理系棟の施設を綺麗にしてもらいたいです。

福岡大学のおすすめ学部：工学部

文系に比べて求人も多いのは間違いないです。また、4年間しっかりと自分の将来に直接繋がることを勉強していくので、やりがいも多く感じられると思います。文系に比べると少し忙しいですが、将来のためと思えばそうでもありません。

福岡大学に通って良かった？

西日本最大の総合大学というのは人脈も広がります。また、九州では私立理系ナンバーワンです。そのため、九州管内のいろいろな会社にOBがおり、社会に出た後も有利にはたらく大学だと思います。学生数も多く、ちょっとした小都市のようなレベルですから、いやらしい話ですが資金をたくさん持っていると思います。だからこそ学内施設は充実しているし、留学制度をはじめ、いろんな資格取得も補助してくれるので、自分に付加価値をつけやすいのではないかと思います。他の大学には行っていないのであくまでも私見ですが、他に劣らない大学だと思います。