北海道大学 大学院の評判・口コミ【国際広報メディア・観光学院編】

志望理由

ポップカルチャーを含む現代的なメディア論について学際的に学べる大学だったので志望しました。また、ビジネス的な視点のみならず、広い視野から観光地について学べることも魅力でした。学部はなく修士課程と博士後期課程のみです。博士後期課程は、修士論文・研究計画書・口頭試問にて選考されます。大学院は殆どの学校が、希望する指導教員への事前アプローチが不可欠です。志望者の能力もさることながら、志望者の研究領域について指導できる体制が大学院にあるかどうかが重要だからです。北海道大学国際広報メディア・観光学院は、幅広い研究領域をカバーしており、文系・理系にこだわらず、色々な方が入学しています。

大学で勉強していること

メディア論と言っても、映画論や企業の作る販促の冊子、新聞、テレビ、書籍等について学ぶこともあれば、私達は何を見てどんなイメージを抱くかという、理論的な事柄を扱う授業まで様々です。また、社会人や留学生が多いのも特徴です。基本的には、学内の他の院の授業も履修可能で、文学院では文学全般、テクスト理論という方法論も学べました。学部に比べて、院の授業は学生主体、アクティブラーニングを標榜するまでもなく、かなり活動的です。

満足していること：北海道内で随一マンパワーが揃っている

著書を書いているなど、極めて優れた先生が多い点に尽きるでしょう。北海道内のシンクタンクとして機能しています。また、学内設備も整っており、軽い病気なら医学部で運営する診療所で無料で診察してもらえます。図書館も充実しており、北海道を代表するものといえます。広く美しいキャンパスは有名で、植物が芽生え、時折リスも見ることができます。道外、或いは国外の出身者、そして社会人学生が多く、交流も深まります。

不満に感じていること：学内の他の院の院生との交流がない

学内の他の院生との繋がりが全くといって良いほど無いです。せっかく旧帝大で最大の学部数があるので、横の繋がりを広げることで学際的な成果を残せることもあると思います。また駐車場が無いので、殆どが車を持っている社会人学生のとっては駐車場があると良いと思います。構内が広いのは良いのですが、構内を運行するバスが土日は走らないのも不便です。学生用のスポーツジムがあるのに、ランニングマシンが殆ど壊れているのも惜しい点です。

北海道大学 大学院のおすすめ学部：国際広報メディア・観光学院

国内屈指のメディア及び観光の教育、研究機関です。東アジアでも有名で、研究は世界に通じる最先端のものであると感じています。教授陣も有名な方、実力派の方ばかりです。直系の学部がないことから、みんな他から来ているのも魅力です。

北海道大学 大学院に通って良かった？

北海道に住む者ならば、幼少時より憧れる場所です。難関大学ですが、逸材が多く、人間関係において学ぶことも多々あります。大学行事も充実しており、大学祭では留学生が母国の料理の店を出しますが、下手な専門店以上の出来です。図書館内にはカフェのような、学びながら話せるスペースも多く、議論が深まります。札幌駅から近く通いやすいところや、構内に店が多く、特に書籍売り場は専門書のラインナップがとても豊富です。