名古屋文理大学短期大学部の評判・口コミ【食物栄養学科編】

志望理由

栄養士免許と栄養教諭2種免許を取得したかったからです。短期大学を選んだ理由は、社会に早く出て自立したかったからです。短期大学のなかで栄養士免許を取れる大学はいくつもありますが、栄養教諭の免許を取得できるところはなかなかなく、名古屋駅から近いという立地もあってこの大学を選びました。また、この大学は日本栄養士養成施設協会の会長が理事長であったり、愛知県栄養士会の会長が教授をしていたりと安心して学ぶことができる環境だったのもポイントの一つでした。

大学で勉強していること

栄養士としての基礎学習に加えて短期大学ならではの一般教養の授業もあり、社会に出て使えることを中心に学びました。私の学部では全員が栄養士の免許取得を目指して勉強しているため、メインの勉強は体の構造と機能、給食施設での衛生管理の方法、衛生管理上における菌の種類および各菌の作用と未然の対処法が中心でした。その中でも私は体の構造と機能（いわゆる解剖生理）に興味をもち、ラットの解剖などを通じて、それぞれがどのような機能をもって働いているのかを学んだことが一番印象に残っています。

満足していること：実習が多い

２年間クラス３０人のメンバーが変わらず、協力し合える仲間ができるところです。担当教員も２年間一緒なので、分からないところが聞きやすいです。また、就職したら孤立することが多い栄養士ですが、大学で出会った同級生と「他の施設ではどんな対応やどんな給食の提供方法をしているか」など情報交換がしやすく、卒業後も安心して働ける環境を作りやすいと思います。加えて、教員と距離が近く、分からないところをすぐに相談できたり、テスト前などは一緒に勉強に付き合ってくれるなど、いい関係が築けるところも良い思います。

不満に感じていること：高校のような環境になりやすい

高校のようにクラス制のため、女の子同士のグループなどが変に出来てしまうと、そこからなかなか抜け出しにくいです。大学生の距離感が想像と違い、ギャップを感じることがあると思います。女の子が９割のため男子と関わりにくかったり、女子校的な関係性のグループもありました。そこは自分で線引きをする必要があります。一人で学びたい学生は孤立してしまう可能性もあるため、悩むこともあるかもしれません。

名古屋文理大学短期大学部のおすすめ学部：食物栄養学科

食物栄養学科の中には栄養士専攻と製菓専攻があり、料理に興味がある生徒ばかりが集まってくるので趣味が合いやすく、気が合う仲間を探しやすいと思います。また、就職に関してはしっかり最後までサポートしてくれるため、安心して就職活動できるのも短大としてとても重要なことだと思います。また、専攻に関係なく関わることができるゼミやクラブでは、自分の学科では得られない知識や友人を持つことができます。

名古屋文理大学短期大学部に通って良かった？

他の大学に比べて忙しい学科ですが、その分勉強に集中できる環境でした。今就職してその学んだことが活かせています。また、管理栄養士の免許は働きながら取得するには難しいですが、卒業後も管理栄養士受験のサポートがしっかりあり、また管理栄養士取得率もトップレベルのため、卒業後もきちんと勉強できます。またこの２年間で知り合った仲間はその後も同業者として話し合えるため、とても満足しています。