目白大学の評判・口コミ【人間学部編】

満足していること：施設設備が充実している

私は大学入学前、様々な大学の保育科のオープンキャンパス等に参加しました。たくさんの大学を見てきたからこそ、目白大学の施設設備の充実を感じました。キャンパス自体はそれほど大きくありません。しかし子ども学科専用の校舎があり、中には50台を超えるピアノ、ピアノの個室、教材の揃った美術室、体育館や小ホールがあります。また跳び箱や鉄棒、マットレス、パラバルーンなどの体育教材も充実しています。それらを用いて多くのことを学びました。

満足していること②：自然、動物に関する授業が充実している

保育現場では、子どもたちに命の大切さを伝えるために動物の飼育をしていたり、植物や野菜を栽培している園がたくさんあります。その際生かせるよう、大学にも豚や孔雀、ウコッケイ、うさぎ、ハムスター、ウーパールーパーなど多くの動物を飼育しています。グループ分けがされており、ローテーションでそれらの動物のお世話をします。また、野菜の植え方、農業体験なども、農大出身の教授から教わります。子ども学科とは思えないほどの充実した内容は、現場でも存分に生かすことができます。

不満に感じていること：校則が厳しい

目白大学全体ではないのですが、子ども学科のみに校則があります。大学生にもなって校則があるのは、在学中とても不満でした。具体的な内容として、染髪の禁止、ネイルや化粧の禁止、服装の制限までもがあります。違反すると単位がもらえなかったり、個人的に呼び出されたりします。最悪、実習へ行けなかったり、授業を欠席扱いされたりすることもあります。他大や、他学科の友人に話すといつも驚かれていました。大学生になり、ようやく髪色を好きにできると思っていたので残念でした。

不満に感じていること②：就職活動に関する授業が充実していない

大学全体的に、就職活動に関する授業がほとんどありませんでした。数回講師の方を呼んだ講義がありましたが、必修科目と時間がかぶっていたり実習期間と被っていたりで、ほとんど参加できませんでした。就職支援センターは完備されていましたが、保育園や幼稚園への就職は管轄外だったので全く活用できませんでした。子ども学科独自の窓口もありましたが、威圧的な雰囲気で、利用している学生はほとんどいなかったと思います。就職活動はすべて自分で情報収集しなければいけない状態だったので苦労しました。

目白大学のおすすめ学部：人間学部

自分自身が通っていたこともありますが、どの学科よりも設備や授業が充実していたように思えます。大学生活をひたすら楽しみたいと思う方にはあまりおすすめできませんが、その分多くのものが身に付く学部だと思うので、遊んで過ごすだけの学生生活は嫌だという方におすすめです。

目白大学に通って良かった？

正直なところ、志望していた大学ではなく滑り止めの大学だったので、初めは大学へ通うのが嫌でした。設備や授業の充実など大変なことも多かったですが、たくさんの友人に恵まれました。一生付き合っていくであろう友人が何人もできた点が最も良かったと思います。また、厳しさを乗り越える忍耐力もついたと思います。そう考えると4年間で得たものは一生ものになると思います。