前橋工科大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

私は高校１年の時から、人の役に立ちたいという思いがあり、医療工学を学べる大学を主に探しておりました。当初は、東京の私立志望で実家から通うつもりでした。しかし、一人暮らしをしたいという理由で、比較的学費の安い国公立で医療工学が学べる前橋工科大学を選択しました。また、他の国公立と比較してセンターの教科数が4教科6科目と少ないため、私立志望でも受験可能だったのも志望理由の一つです。

大学で勉強していること

ハードウエア、ソフトウェア、生物系と幅広く学習しました。ハードは、電気回路や電子回路といったもの、ソフトウェアはc言語、生物系は生理学や医療機器について主に学びました。実習でも、心電計を制作したり、マウスを解剖したり、c言語でマイコンを動かしたりというように、幅広く行いました。卒業研究では、蛍光を使った診断方法の研究について行なっていました。マウスに蛍光物質を注射し、それを蛍光顕微鏡で観察するという内容です。

満足していること：全体の人数が少ない

都内の総合大学と比較して、工学部しかない単科大学であり、地方の大学であるため、学科の1学年あたりの人数が50人と非常に少ないです。ですので、卒業まで一度も関わらない人はいないと言っても過言ではないと思います。人数が少ないため、学科だけで飲み会を開いたりもできます。生徒間の距離が近いのもそうですが、生徒と教授も距離が近いので、非常に面倒見の良い大学であると思います。その点では大きい大学ではなく、前橋工科大学のように小さい大学に入ってよかったと思いました。

不満に感じていること：周りに何もない

当然ながら、都内のように遊ぶところはないです。スーパーやショッピングモールはありますが、郊外にあるため、車が必要となってきます。ですので、学生にも関わらず、車を持っている人がかなりいます。一応、大学から駅に行くバスもありますが、一時間に一本のレベルです。私は自動車は持っていなかったので、自転車で移動していました。冬は風が強いので、あまりおすすめしません。ぜひお金に余裕がある人は自動車を買うことをおすすめします。

前橋工科大学のおすすめ学部：工学部

単科大学は総合大学と比較して、より専門的に学ぶことができると思うからです。また、人数も少ないため、教授や生徒同士の距離も近いのではないかと思います。公立なので、私立理系と比較して、安く学ぶことができます。

前橋工科大学に通って良かった？

金銭面では、公立で授業料も安く、前橋は家賃など安いため、全体費用は抑えられたので良かったと思います。しかし、東京の大学と比較して、のんびりしており、本気で何かに取り組みたい人にはオススメしません。セミナーとかは東京の方が充実しているので、東京の大学に行っておけば良かったと思います。普通に大学を卒業して、群馬に就職したい人であれば、ここの方が良いかと思います。私は東京に就職しましたが、交通費と時間がかなりかかりました。